不倫されて
当の夫は「不倫なんてみんなしてる」
と開き直り
「不倫したのはM(私)のせい」
といまだに言い続けているのに
なぜ 離婚できないのか…
離婚したら
スッキリ自由になって
「夫の不倫」なんてくだらないことに悩まされず
充実した人生を送れるかもしれないのに。
何度離婚しようと思ったか…
その都度、限界まで考え、悩み、
気力を振り絞ってハードルの高い弁護士や行政書士への相談もしてきた。
そしてその度
どうしても、離婚を実行できなかった…
何故だろう。。
独りが怖いから❓
離婚を考えるたびに
独りになった後のことを想像する。
独りになった私は、毎日独りで何をする❓
独り自分のために食事を作り
家事をし
自分のための趣味を楽しむ。
仕事はもうしない。
長い結婚生活の間、夫に
「何の結果も出してない、何もできないくせに」
と言われ続けて、夫を見返すため
3〜4年、外で仕事をしたことがあった。
今の仕事を始める前。
結果、夫はさらにその仕事までも否定した。
(もともと結婚した時 私に専業主婦を望んだのは夫)
そしていろんな事情も重なり
私はその仕事を辞めたが
当時、中高生だった子どもたちには
とてもいい影響を与えられたと思っている。
自分の子どもと同じ年頃の子たちを対象にする教育関係の仕事だったので
子どもたちも私の仕事にとても興味津々で
「仕事」というものに対するイメージを
父親からよりもよりリアルに感じとることができただろうし、特に娘たちには将来の自分のライフスタイルを考えるきっかけになったと思う。
話が逸れたが
今の私の会社は夫も出資者になっているので
離婚したら財産分与で
おそらく会社の資産も、もちろん私の個人資産も
夫の資産と合わせて折半ということになるのだろう。
そして会社は当然もう私独りで維持することはできなくなる。
以前していた仕事はもう、ブランクも長く
とても再開はできないし。
そう考えると
私は離婚したら
独りで毎日何をして過ごすのかな…
もちろん独りで楽しい人生を過ごしている方は
たくさんいるだろう。
子どもたちも私が
『パパに裏切られても結局、独りの人生を
想像できない…」
と言うと、3人とも自分たちと一緒に住もう、と
言ってくれる。
ありがたい… 涙が出るほど。
でも、それは 何か違う。
子どもには子どもの人生がある。
私は夫の不倫で、子どもの人生に影響を与えたくない。(既に少なからず与えてしまったけれど)
私は元気なうちはあくまで、子どもたちのそばで
見守っていたい。
そばにいて、何かあれば助けてやりたい。
でもそれはあくまでも「一緒に住む」のではなく
「すぐ近くにいて」
なので夫と離婚したら
必然的に「独り」になるわけで
その「独り」暮らしと
今の「不倫シタ夫」との暮らしを比較検討すると
どうしても私は
後者を選択してしまう…
どちらが私にとっての
「シアワセのカタチ」かというと
今のところの結論は
「不倫シタ夫」との暮らし という
とても歪な
サレ妻の シアワセのカタチ
なのです…