長い旅の間、私は壊れることなく
無事旅も終わりそうです。


夫はずっと優しくて
私の世話を今までになくいろいろ焼いてくれて笑
ちょっとびっくりするほど。


子どもたちにそっぽを向かれて
やっぱりかなりこたえているようだ。


子どもたちは相変わらず
夫のことは完全無視…


こうなったらつまらない妻でも大切にしないと
これからの残りの人生
孤独に寂しく生きていかなければならないと
ようやく思い知ったのかな…


なんでも私を優先してくれるし
過剰なほどいろいろやってくれる笑笑


子どもたちになんとか気持ちの整理をつけてほしいと
思いながら、何もできず時間だけが過ぎていき
どうしたらいいかわからないまま
アキト(異国に住む長男)にLINEを送った。


「パパは楽しそうだし、さすがに今までよりもいろいろ優しいし、おかしなことも言わなくなった。

今まではパパはママが悪いとずっと思ってたから、
いろいろおかしなこと言ってたけど、
みんながたくさんパパに話してくれて
ようやく自分のしたことがわかってきたみたい。

子どもたちにこんなに迷惑をかけて、
子どもたちがどう思ってるかを知って、
ようやく自分の愚かさに気づいたと思う。

パパにとっては本当に最悪の結果になったわけだからね。

パパは、ママに知られるより
子どもたちに知られる方がずっとショックだったみたいだよ。
当然だけどね。

パパは根本的な性格はもう変わらないと思うけど、
ママも自分の考え方を変えながら、
楽しく生きていくことを考えようと思う。

だから、こちらのことは心配なくね。

何かあったらまた相談します。

いろいろありがとう。
そして心配かけてごめんね。」


すぐに返信があり

「Mさん(アキトは子どもの頃から私をこう呼ぶ)の中で区切りというか踏ん切り?的なのがつけばいいなと思います。

あとは彼が子供たちにどういう対応をするかじゃないかな?

このまま時間が解決すると思ってなにもしてこないとしたら、ハルとナツは許さないんじゃないかな。

あの時の対応は最悪だったから。

加害者側とは思えない発言のオンパレードだったからね。

そして時間が経てばたつほど和解は難しくなるだろうね。

そんなことだれにでもわかると思うけど。

僕的にはMさん・ハル・ナツのみんなが許せるかどうか、かなー。」











アキトはコロナのせいで余計な仕事が増え
感染リスクも避けられないながら
仕事もなんとかできるようになっているようで
少し安心した。



アキトは妹や私の気持ちを心配している。


子どもの頃からいつも頼ってしまったからか
常に私や妹たちを守ろうとする。


こんな歳になって
アキトにまた心配されようとは…


悲しすぎる…



「加害者とは思えない発言」…

やっぱり夫は子どもたちにまでそうだったんだな…



人間、間違いはある。


もちろん私にだって。


夫の不倫も100%夫だけが悪いと言うつもりもない。


それでもやっぱり
間違ったことをしてしまったと
気づいた時の行動が大切で
その人の人間性が問われるのだと思う…



せめて子どもたちの心に区切りをつけるために
父親としてできる
最低限のことは
してほしいと思う。