秘湖のオーベルジュに泊まった翌日は
カヌー🛶を借りて釣り🎣







曇っていて写真映えはしないけど
暑くないのは助かる。


海や川と違って湖でのカヌーは楽チン。


海は波があるし、潮の流れも気をつけないと
釣りに夢中になって気がつくと
とんでもなく流されていたりする。


川は流れの速い上流ではもちろん釣りなんか論外。

常に流れや障害物を見てコース取りを判断し
後ろのスキッパーに指示。

焦ると自分でも「右に行け」なのか
「右を漕げ」なのか分からなくなったり
一瞬も気が抜けない。


川や海は人工物が目に入らないし
上流では車の音も聞こえず
現実の喧騒からは逃れられる。


あの女の幻想からは逃れられないけどね…







大型の鳥 たぶんアオサギ発見。

これでたぶん羽を広げると1mくらいはあるので
飛ぶ姿も悠然としている。


ずっと私たちと一緒に獲物を狙っていた。


私たちの方は慣れないルアーフィッシングに苦戦💦


時々 湖面で跳ねるのになかなかあたりも来ない。



でもこの秘湖は湖畔のオーベルジュも
うまく木陰に隠れていて一切の人工物が目に入らず
音もしない。


聞こえるのは鳥の声と湖面を漕ぐ水の音だけ。









結局釣れたのはまたしても小さくて食欲をそそられない絶滅危惧種しか釣れなかったのでリリース。


その日の食材はゲットならず笑い泣き
(オーベルジュにキッチンがついている)


秘湖だけど、大きさもけっこうある湖に
私と夫しかいない。


一切の夾雑音もない湖面にふたりで浮かんでいると
なんだか言葉にできない複雑な不思議な感覚になる。



世界にたったふたりだけしかいないような感覚…


そこに夫がいてよかったのか
よくなかったのかは…



永遠の謎…




ただ



秘湖でたった一人、カヌーで浮かんでいるのは




けっこうな




恐怖…