シタ夫のスキーレッスンも無事終了し
最終日のバッジテストがなかったため
昇級もしなかったけど
私も夫もほどほどに、あるいは適当に
その場その場を回避する術を身につけ
決定的に2人の間の空気が悪化する事態は
回避できた

スキーから帰り、日常に戻った私たちは
翌日、お互いの用件で一緒に銀行へ。
私は自分の用件を済ませて2人で待っていると
夫がけっこう待たされた挙句に
奥の方から出てきたちょっと偉そうな行員に
カウンターの端に呼び出され
なにやらいろいろ聞かれている模様。
しばらくして戻ってきた夫
先月売却した私名義の金(GOLD)の振込先が
夫のままになっていたため
その額を私の口座に入金しようとしたら
この不自然なお金の移動について
あれこれ聞かれたらしい。
まったく大した額じゃないのに。
それほど大金でもないけど
一応本人確認が必要な額。
それで何て答えたの❓と聞くと
夫、
「妻への慰謝料です。って言ったよ。」
またまたいつもの際どいジョーク。
銀行の広いロビーにも関わらず
思わず大声で笑ってしまった。
あなたね、よくそんなジョーク
サレ妻に向かって吐けるものだわね

と思いながら
「ほんとに言ってみたら面白かったのに」
って言ったら
この図々しいシタ夫、なんと
「もちろん言ったよ。」
混雑する銀行内にも関わらず
私はさらに大声で叫んでしまった

「うっそー‼️ほんとに言ったの⁉️
あり得なーーーーい‼️」
まったくなんて能天気な男なんだ‼️



「どんな顔してた⁉️
よく銀行でそんなジョーク言えるね‼️
」

「だって大した額でもないし、1円の単位までの入金で怪しいわけないのに根掘り葉掘り聞くからさ」
こうして夫と話してる私は
カウンターの向こうの行員たちの
格好のランチネタになった…
去年の売却の際も今回も
私は夫に売却金はそのままでいいと言ってきたのに
夫はその都度私に入金してきた。
私もうっすら「慰謝料のつもりなのかな… 」と
思ったりもしたが…
今回のこの発言
あながちジョークじゃないのかもしれないな。
だけど、この話にはおまけがある。
「お金、移さなくてもよかったのに。」
という私に、夫
「僕の金はMのもの。
Mの金は僕のもの。
そうでしょ?
」

と不敵な笑みを浮かべていた…
確かに。
財産分与の際は
私の資産も夫と半分こなの❓
