きのうは
1週間ほど前から
夫が以前から行きたいと思っていたレストランに
予約してくれて
ドレスコードがあるというので
久しぶりにちょっとオシャレして
白のジャケットなんか着て
春めいた日差しの中
ランチに出かけた。



元某国大使館だったという建物も
エントランスからインテリア、
絵画や美術品なども素晴らしく
広い庭も手入れが行き届き
早咲きの桜🌸も数種類咲いていて
美しかった。



お料理も美味しく
スタッフのサービスも行き届き
(まずエントランスに3人、広い店内の要所要所に
スタッフが待機、食事を運ぶ際には3人がかり
運ぶ人、サーブする人、説明する人⬅︎料理によって
担当が変わる  など すごい数😲)
都会の住宅街にありながら
喧騒からも遠く 異空間だった。















きょう何かの記念日だっけ❓
と考えるが誕生日でも結婚記念日でもない。




美しい庭を眺めながら
ゆったり食事とおしゃべりを楽しみ
食後は春の日差しの中、庭を歩いた。
スタッフの案内付きで(2人きりにはしてくれない)














レストランを出て
夫が少し歩こうと言うので
近くを散歩した。



久しぶりのハイヒールで
ちょっと足が痛かったが
オシャレなショップを覗いて
あれこれ見ていると
夫が
「好きなもの買ってあげるよ」
と言う。



適当なものがなかったので
また欲しいものがあったらね
と言うと、
夫は
「何でもいいから買おう」
と言う…



何だろう??
何のために??




「じゃ、他のお店も見てからね」



と言ってさらに坂道を2人で歩く。



歩きながら夫が
「きょうはホワイトデーだから。
   バレンタインのお返しだよ。」
と言う。




そうだったのか。




ホワイトデーにもいろいろな思いがある…



1年前

2年前


それぞれに…





きょうのプランは夫なりに
精一杯考えてくれていたのだろう…



これも夫にとっての1つの




「シアワセノカタチ」




なのかな…










結局 欲しいものもなく
家に帰り
夜も夫は精一杯優しくしてくれた。




なのに私は…




欲しいもの



それは今だに




夫の




心からの謝罪




そんなことにいつまでも拘る意味なんて
あるのかないのか



わからないけど




それも私にとっては大切な



「シアワセノカタチ」













もう少しして桜が咲いたら
ここはさぞかし美しいだろう。



今はまだ蕾も硬く
枝は死に枯れたように見えるけど
もう少し暖かくなって時間が経てば
また見事な美しい花を咲かせ
活き活きと自分の命を全うし
自らの使命を果たすのだろう。




もう少し




もう少し 時間が経てば。