レス解消後の奇妙な心理状態…

以前はまったくなかったことばかり。

常に夫の肌の温もりを確かめたい。
食事中でも  外出先でも  
子どもたちと一緒の空間でも。

常に夫を近くに感じたい。

私への愛を常に言葉で確認したい。

夫への愛を常に言葉で伝えたい。

今まではもう何十年も、そんな気持ち
忘れていた…





夫の転勤先の見知らぬ土地での3人の子育て。

その頃の夫は、早朝から深夜までの勤務に加え
土日さえ、出張続きで 育児も教育に関しても
ほぼ関与していなかった。

子どもたちのことは95% は  私1人で育てたと
自信を持って言える。

子どもたちが幼児の頃は ゆっくりソファになど
座ったこともなかった。

いつも睡眠不足だった。

そして子どもが大学生、高校生、中学生になった頃
夫が単身赴任に。

子どもたちを交換留学させたため、
外国人留学生 5人 それぞれ3ヶ月ずつの
ホストファミリーを私1人で通算1年3ヶ月務めた。


いつの間にか夫をあてにすることも忘れ
何もかも1人でこなすことが普通になった。

そしていつの間にか 夫のいない生活が
私のスタンダードになっていた。

1番下の子が大学生になって自宅を離れるまでは
2〜3ヶ月に1度、赴任先に行くのみで、
身の回りのことは、週1回の家事代行サービスに
任せていたが、以後はほぼ月1回
私が赴任先に出向き、夫も仕事のため
自宅に戻るというサイクルを続けていた。


そんな中、義父の介護が始まり、
それにまつわる意見のズレが生じたりして、
夫のモラハラに拍車がかかる。

そしてそのモラハラに耐えかねた私が
旅行先から夫を1人残して帰ってしまってからの
レス4年間。

夫によるとその1年半後に不倫が始まったことになる。

しかし、女とはレスが始まる半年以上前に
数十年ぶりに再会していた。

そして4年間、夫は私に指一本触れることはなかった。

夫にレスを解消したいという気配は皆無だった。

続くモラハラに、私は1人になることが
心地良かった。






なのに夫に不倫された今、

私は、夫を許せず来る日も来る日も
フラッシュバックに苦しんでいるにもかかわらず、

夫を失うことが死ぬほど怖く

常に

夫の肌の温もり

夫の愛を

確認せずにはいられない

奇妙な心理状態が続いている。

夫さえも

「◯◯がこんなに変わってくれて
   信じられないくらい嬉しいよ💙」

と驚くほど、




私の行動は異常。



でも、そんな行動を取りつつ

頻繁に、突然襲われる耐え難い不安や

女への怒りも素直に夫に伝えて

夫の胸で泣き叫ぶ。




今のところ

夫はそれに耐えている。








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