アメリカ敗退
なぜ、ドゥトルテ大統領がアメリカを見捨てたかというと、物事を決められない、強いリーダー不在のアメリカはもはや事実上、戦争に負けているからです。世界の軍事バランスは既にサイバー攻撃にシフトしてしまっており、ハッキングに弱く、サイバーテロで社会を混乱に陥れられる民主主義はすでに敗退してしまっているのです。『もはやアメリカは死んでる』といってつぎつぎとその証拠を突きつける中国とロシアの未来構想に説得力があったと言えましょう。過剰な民主主義のもと、史上もっとも弱い大統領が誕生すれば、アメリカの弱体化はさらに進み、世界の勢力図は塗り代わります。
日本はどうしますか？
世界一みっともない大統領選を見せ物のようにやっているアメリカを尻目に世界は変わろうとしています。天才的外交センスで自国経済を促すフィリピンのドゥトルテ大統領は、中国に軍配を上げアメリカとの決別を意思表明し、1400億円を勝ち取りました。ヒラリーが大統領になれば、アメリカの影響力はさらに低下するでしょう。腰巾着で横着な外交を展開して来た日本はいよいよ自立するときが迫っています。もともと日本語には中国文字が入っているのと、英語がほとんどできないので、日本も中国文化圏に組み込まれて行くのでしょうか？アメリカ頼りに思考停止するのではなく、自分の頭でしっかりと考えるときがやって来ました。