男の品格5 こころのグッドデザイン賞
方は併せて「悪女を科学する」シリーズを
読まれることをおすすめいたします。PC
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とシリーズを選択的にお読みいただけます
あなたはどんなビジネスモデルですか?
人間は誰しもこころのビジネスモデルを
もっています。それは快を求め、不快を
避ける形でつくられ、子供の頃に与えら
れた家庭環境に左右されています。子供
の頃どんな快や不快を感じて育ったか?
あなたのビジネスモデルの基本デザイン
はここで決定されていきます。神経伝達
物質であると同時に視床下部からも放出
される神経ホルモンであるドーパミンは
報酬系と呼ばれ快感を司るとされています。
例えば、ギャンブル好きな人物はギリギリ
まで博打を張り、うまく当てた際の報酬系
(快感)が忘れられないため、ビジネスの
場面においても報酬系を無意識に求めてし
まい結末は悲惨なものになってしまいます。
破綻する商売上のビジネスモデルはこうし
た経営者/投資家によって引き起こされて
いるケースが多いようです。勿論、酒好き
や女好きなどの人物的傾向もこころの基
幹産業たる「家庭環境」における報酬系に
そのデザイン原案を求めることができます。
ある意味、個性というものは個人個人が
何に対して報酬系をどの程度、与えられ
ているかによって形成されると言い切って
いいかも知れません。ただし、過ぎたるは
及ばざるがごとし。このとき求められる
「男の品格」はビジネスモデルが変更可能
なものなのか、変更努力をしているか?
モデルを複数使い分けているのか?
それらをきちんとコントロールできているか?
などによって決定づけられると思います。
男女とも品格とは家庭でつくられたこころの
デザインとその品質を指しているといっても
過言ではありません。そこで、世界に冠たる
ブランド志向である日本人の性質をうまく利用し、
こころのブランド品を作り出すことで日本人の
品格を取り戻すことは可能だと小生は考えます。
ただし、その際、こころのブランドメーカーは
「母性心理学」という生地を使わなければ、
流行りの「品格本」のごとく必ずや駄作で終ります。
ところで、「子育てブランド」ってありましたっけ?