お酢はどこの家庭にもある調味料のひとつですが、想像以上の栄養成分が豊富に含まれている事を知っていましたか?
酢の代表的な有効成分は、やはりクエン酸ですね。すっぱい系の食品に主に含まれていますが、お酢はこのクエン酸で抗酸化作用が強い特徴があります。
抗酸化作用は、単純に言えば体の免疫力を高めるような作用があり、体の酸化防止に効果を発揮します。
これにより、血管も丈夫にしてくれるので、動脈硬化の予防に繋がります。また酢にはアミノ酸の中のひとつであるアルギニンの効果によって血圧の上昇を抑える働きが期待できます。
酢には酢酸という成分があり、血液をサラサラにする効果により、血流の流れを改善してくれるので、高血圧改善に一役かいます。
高血圧患者が多い中高年層は、肥満、特に内臓脂肪が多い人が多いですが、この内臓脂肪を減らす作用、効果も期待できます。
酢が特徴的なのは、高血圧の人だけにその効果を発揮して、血圧が低くめの人に対しては必要以上に血圧を下げる働きの影響を受けないのです。
問題点としては、お酢は刺激物に該当するので、摂取し過ぎるのは胃を荒らしてしまう可能性がある点です。
もちろん元々胃の弱い人は特に注意したほうが良いかもしれませんね。
特に黒酢には普通の酢に比べてアミノ酸が豊富に含まれていますのでオススメです。