前回説明した複写コマンドは別の場所にコピーする方法でした。

同じ場所で回転したり、拡大・縮小する場合にはどうするの?と思った方もいるのではないでしょうか?

その場合は移動コマンドを使います。操作の仕方は複写とほぼ一緒なのでまた別の機会に説明します。

 

今回のテーマ印刷ですが、マウスホイールクルクルで縮小したのをそのまま印刷すればいいんじゃない?、と単純に思いがちですが、そうはいかないのです。

実際に保存してあるログキャビンを開いてみましょう。

一番上の右の方にあるその他、測定をクリックしましょう。

端と端を右クリックすると、下の方に寸法が出てきます。

64センチもありますね。これではA4サイズ(21×29)には収まりません。

今の設定では1/1(実物大)なので縮尺を1/5に変えてみましょう。

もうひとつjw_cadを立ち上げます。

新しいまっさらのがたちがりましたら、右下のS=1/1の部分をクリック、ウィンドウが開いたら1/5と書き換えましょう。

サイズの変えたい図の乗っている方の範囲コマンドをクリック。デザイン画を左クリックで選択したら右側にあるコピーボタンをクリックします。

次にまっさらな方のcadの画面の右側の方にある貼付ボタンをクリックします。

貼り付けられましたね。

新しく開いた方で印刷をしてみてください。全部収まって印刷できました。

もっと大きなサイズだったら1/10とかのサイズを選択してください。

どうでしたか?

もちろんはじめから小さい縮尺で描いてもかまいませんが、その場合は実物大の型紙が出ません。

デザインだけと割り切って描く方がいいでしょう。

 

皆さん、色塗りは覚えましたか?

前回書き忘れましたが、ソリッド図形は何角形でも描けるのです。

だから

左下部分を一色で塗る場合、この順でクリックしていけば一度に塗れます。

それでは今回の本題、コピーの説明をします。

まずは前回保存したログキャビンのパターンを開きましょう。

ファイル、開く、保存してあったファイルの中からログキャビンを選んでダブルクリック。

これで開けましたね。

コピー先の場所を空けるためにマウスホイールを下に回して図を縮小しましょう。

次に複写コマンドをクリックしてから、コピーしたい図形を左クリックで囲みます。

するとピンクに反転しますので、上の方にある選択確定ボタンをクリックします。

そのまま空いているところに持っていって左クリックします。

コピーできましたね。

まだ赤く反転したものがくっついています、邪魔なので線コマンドをクリックして消しましょう。

パターンの線が消えていたらマウスホイールクルクルですよ。

今度は図を回転させましょう。

複写コマンドをクリック。回転角に90を入力してから空いてる場所で左クリックします。

角度は自由に決められますので、こんなこともできちゃいます。

即興で描きましたが真ん中に何か描きいれたら立派なタペストりになりそうですね。

それでは90度を描いたので180度、-90度も描いてからそれぞれをつなぎ合わせてみましょう。

先ほどのように複写コマンドをクリックして写したい図を囲みますが、今度は次に基準点変更をクリックします。つなぎ合わせる点を右クリックしてからつなぐ場所までもっていきます。

もう一度右クリックでつながります。

ほかの二つもつなげてみましょう。

複写コマンドは回転のほかに縮小拡大もできます。

倍率のところに変えたい大きさを入れてください。

こんなものが描けました。

これまで何種類かセッティングをしてきましたが、これを手で描いたらどれだけの手間と時間がかかることでしょう。仮に紙にコピーして切貼りしても相当な時間とお金がかかりますね。

さて、次回はせっかく描いたデザインを印刷したいという方のためにその方法を説明します。

 

 

 

 

 

パッチワークのパターンセッティングをしようとして挫折した方、多いのではないでしょうか。

簡単なワンパッチのデザインであったとしても同じ形をいくつも描いて、それに色を付けてとなると結構面倒です。

そんな時、パソコンで何とかならないかなあ、と挑戦してみた方も多いと思います。

私もそんな一人です。お絵かきアプリでは描きたい線すらうまく描けず、エクセルでは斜めの線が入った途端思いっきり重くなってどんだけ時間がかかるんだ~~!!となって諦めていました。

お金を出せばいいソフトもあるようですが、出すお金がない身としては無理な話で、本を見てはこのパターンで別の形のパッグに仕立てるにはこんな感じか?と適当にやっては想像してたのとなんか違うと投げ出すこともありました。

でもCADと出会ってから、幾何学模様なら描けないものはないし、大きさ無限だし、やり直しも簡単だしで、これはパッチワークをしていてパソコンがある人にはぜひ覚えて使ってほしいと思いました。

たとえばこのアイリッシュチェーンのセッティング。手書きなら相当な手間と時間がかかりますし、大きな紙も必要です。

ベッドカバーサイズのデザインがあっという間に描けちゃいます。A4サイズに印刷することもできます。

こんなログキャビンのセッティングもなんてことなく描けちゃいます。

もう苦労はいらないんです。だいたいの出来上がり図も見えますよね。

そんなデザイン画を描く手助けとなるjw_cadの使い方を覚えていきましょう。

まずは色塗りです。

多角形コマンドをクリックします。上の右の方にある任意ボタンをクリック。

ソリッド図形、任意色にチェックを入れ、任意ボタンをクリックすると色見本が出てくるので選んでOKをクリック。

色を塗りたい図形の角を右クリックで囲い、作図ボタンをクリックします。

きれいに塗れました。でも、元の製図の線が隠れてしまいましたね。

そこで塗りつぶしの色が一番下に来る設定にします。

上の方の設定をクリック。基本設定を選ぶと次のウィンドウが開きますので、一般(1)のタブをクリック。

画像・ソリッドを最初に描画にチェックを入れます。

きれいに塗れましたか?

あれ?線が消えてる!と思った方、そんなときはマウスホイールをちょっとクルクルしてみてください。ちゃんと線が出てきますよ。jw_cadでは線が消えたりとかよくありますが、拡大縮小をしてみるとちゃんと出来ているということがよくあります。覚えておきましょう。

次回は移動の仕方、コピーの仕方を覚えていきましょう。

今回のきれいに塗れたログキャビンの図形を保存しておいてくださいね。

保存の仕方はファイル、名前を付けて保存、新規、名前を書いてOKですよ。

4/6のアイリッシュチェーンの型紙その3のブログに載ってます。

 

 

今回はエイトポイントスターの型紙です。

特に難しいパターンではないので、今回はCADのならではの簡単な方法とセッティングまでやってみましょう。

まずは出来上がりのパターンから。

今回は斜めの線のひき方と斜め矢印の書き方を勉強しましょう。

パターンの製図としてはまず4角形を描き、4等分となる補助線を引きます。

縦横のラインを描いたら、斜めの線を描きます。

同じようにほかの線も描きましょう。

次に緑で表示されている四角を3等分します。

分割コマンド、分割数3を選択して上下の線を左クリック。

次に斜めの矢印の描き方です。

上の方に矢印欄(<- - -)が薄くありますので、チェックボックスにチェックを入れます。すると色が濃くなって選べるようになりますので何度かクリックすると両端矢印(<- - >)に変わります。水平・垂直欄にチェックが入っている状態にして試しにCの型紙に書き込んでみましょう。

今度はBの型紙に斜めの矢印を描きこんでいきます。

-45度とわかっているので傾斜欄に入力してもいいのですが、もっと便利な方法があります。

水平・垂直のチェックを外してから右の方にある線角をクリックします。

その後平行に描きたい斜めの線を左クリックします。すると同じ向きの線が描けるようになります。

便利でしょ?これからはどんな角度の線でも同じ角度の線が描けますよ。

次回はセッティングの方法を勉強しましょう。

 

前回のログキャビンで複線の連続線選択に感動された方がいたんじゃないでしょうか。

ポンポンポンポンと描けましたよね。

今回のパイナップルのパターンも連続線選択で簡単に描けるのですが、残念なお知らせがあります。

今までずっと計算が要らないと言ってきたのに、1段の幅を計算しないといけないのです。

まずは一段の幅(高さ?)の計算式から。

 

作りたい大きさの外枠のサイズを決めます。

仮に20センチとして4段とした場合には 20÷((段数+√2)×2)=20÷((4+1.414)×2)=1.847

             3段とした場合なら  20÷((段数+√2)×2)=20÷8.828=2.265 になります。

 

まず補助線種で基準線を描きましょう。

今度は四角を描きますが、今回は別の方法で描いてみましょう。

矩形コマンドを使います。

 

今回は3段として描いてみましょう。

複線コマンド、連続線選択で中側に四角を描いていきましょう。

次に一番中側の四角の角から斜めに-45度の線を描いていきましょう。

基準線を超えるところまで描いてください。

基準線と斜めの線の交点どうしを結びます。

コーナーコマンドで四隅を整えたら複線コマンドの連続線選択をしたいところですが、このままでは連続線と認識されません。

そこで整理コマンド、全選択、選択確定、連結・整理。

赤いひし形の部分を今度は外へ向かって、複線コマンド、連続線選択、複線間隔を入力、連続で描いていきましょう。

描けたら余分な線を消していきましょう。赤い線を消去コマンド、節間消しで消していきましょう。

出来上がりました。