今回この本を読むきっかけとなったのは、最近感動する体験をしておらず、文字にも感情がのっていない事に指摘を受けこれはいけない、本によって感動をえたい!!と思い感動する話を探していた所、この本に出会いました。

 

読んだ感想は、すべてのストーリーがつながった時のなんとも言えない達成感と、運について気づかされる部分が多く、生きていることに感謝をしたくなる小説風の自己啓発本になっていました。

 

 

 

この物語は、娘は不登校で引きこもり、保険の外交員の主人公は、保険の大量解約にあい、すでに受け取った契約報酬の返金と、給料半減の状態でなんてついてない人生だと落ちていいる時に、メーターに表示された数字の分乗り放題という変わったタクシーとの出会いによって人生が変わっていく様が描かれていました。

 

このタクシー運転手の言う運とは

”『運は後払いです。何にもしてないのにいいことが起こったりしないんです。ポイントも貯めてないのに、何かしてもらえますか?誰もそんなこと期待しないでしょ。

 

でも運となると貯めていない人ほど期待するんですよね』”

 

”だから得しそうと思ったら動くけど、そうじゃないと判断したら動かないという基準を変えた方がいい。どこでどうつながるかわからない。もっといろんなことに『面白そう』『楽しそう』って思った方がいいってこと。”

 

運とは、神に頼めば神様が認めてくれる、叶えてくれるとか、パワースポットに行きさえすれば、浄化されて良いパワーをもらい運気もアップされる、という他力本願的な思考を持っている人が多いのではないでしょうか。

 

だから願いが叶うと聞いたら遠方にも出向いてなんとか願掛けしてもらう行動をするけど、いつも目に入る近所の神社は結構スルーしてたりしませんか?

 

運にまかせるという言葉があるように、たいしたこともしていないのに、自分が運が無いと嘆いている暇なんかなく、運というのは自分で貯めるもの、そしてそれを自分自身の為だけに使うのではなく、未来にずっと続く生命に残していこうとする考えがあることを知りました。

 

 

自分の人生ついてる、ついてない、ついてる人になりたいと思って、ノウハウ的なものを購入したこともありましたが、なりたくてなれるものではありませんでした。

 

ついてる人には理由もあって、自分がついてる人間になりたい、なんてちっぽけなこと、これっぽちも思ってない人ですよね。

 

常に前向きで、他人を喜ばせたり、自分も自分以外も大切にし、会話を上手にし、目の前のことに全力で取り組み結果をだせる、仕事も遊びもすべてをパワフルに楽しむことができる人に、絶好調なタイミングで良き運が巡ってきている様に感じます。

 

確か他人と比べる必要はないのですが、ついている人というのは、運を知らず知らずの内に貯めていった事により、いいことが良く起こる事になったという結果なのかもしれません。

 

”世の中、誰かが頑張る姿からもらったエネルギーの集合体。世の中の人はみんなそうやって、誰かの努力する姿にエネルギーをもらって自分をうごかしているくせに、こと自分が努力するということになると、運にしても成果にしても「今の自分」というものすごく狭い世界の短い期間でしか判断しないので「運がわるい」「努力が報われない」と簡単に結論づけてしまう。

でも実際に今の自分がやった努力の成果が自分に対して表れるのは10年とか100年先 。自分の人生は永遠に続く命の物語の一部”

 

人間は自分がやったことに対しても物凄く誇大評価ををするが、その今やったこと自体もすべては過去の人々の成果の賜物であると考えると、今の自分に対して行う評価などは意味がないことに気づけれると思う。

 

今仕事で契約がとれたのは、会社を創設した誰かがいたから。

 

その創業者をつくったのが、先祖代々の繋がれた命、先祖の人も、何もない土地を耕し種を植え育て、狩りをすることによって動物の肉を食すことも、この地球に生まれ育った人たちの努力と知恵を出して結果が今の自分にまで繋がっていると考えると、そんな小さなちっぽけなことばっかり言っている自分に嫌気がさしてきますね。

 

この中で、『自分の人生は永遠に続く命の物語の一部』という考え方が私は大好きです。

 

 

”自分の人生においてなにがプラスでマイナスかはそれが起こっている時にはわからない。

起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが「生きる」こと。

 

どんな出来事もプラスに出来るし、逆にどんな出来事もマイナスに変えてしまうこともある。

 

自分の都合のいいことを想像してそれが起こるなんてプラス思考ではない。

自分の人生でどんなことが起こっても、それが自分の人生においてはどうしても必要だから起こった大切な経験だと思える事”

 

プラス思考の定義について私自身も間違って解釈している点があることに気づいた。

自分の都合のいいことに対してだけフォーカスするプラス思考はとても自分勝手でした。

 

数年前まで落ち込む原因の一つに自分の望んでない最悪な事になった際にすべての問題は相手だけが悪いのではなく、自分自身の要因によって起こるという言葉に凹んでいた時期がありました。

 

不倫や浮気をされるのはされる方にも責任がある、貧困な家庭や、毒親の元に生まれたのもすべて自己責任だからと言われたらあまりにもつらい。

 

しかし今回学んだ様なプラス思考の考えを持っていると、救われる人も多いのではないかと感じた。起こったことのすべてを自分の人生において必要な経験に変えていく。

 

人生に起こる経験をすべて意味のあるものに変えていくこと、それこそが『生きる』ことなのだと教えてもらった。

 

人が亡くなる時に後悔する言葉で一番聞く言葉、

「もっと自分らしく生きたら良かった」であったと聞いたことがあります。

 

起こったことに対してマイナスに捉えて自分の人生を楽しむ余裕をなくす位なら、これは必要な経験なんだと、ドンーンと構えて正面から向き合い逃げではなく挑む姿勢でチャレンジしていくことが人生の醍醐味ではないかと思った。

 

自分の人生をついてる、ついてないとか関係なく、今目の前の事を楽しいとか、うれしいという感情を大切にし、運をためるべく相手が幸せと感じてもらえることを見返りを求めず行い、これからも続く命の物語の一部において、良いエッセンスを残していきたいと思いました。

 

そして今を生き、生まれ持った生命を全うするように、これからの人生を駆け抜けたい思いました。