「大島架橋事業着手式」
が開催されました!
陳情し始めてから既に40有余年。
どれだけの方々が夢に見ていたことか・・。
300メートル余りの瀬戸を挟み、近くて遠い本土。
震災では「離島」であることを思い知らされました。
大島公民館の玄関上部に掲げらることになりました。
大島にお越しの際はぜひご覧ください!
「復興」の象徴となることは間違いありません。
「橋」に負けない「ソフト」つくり。
これが大島の課題です。
夢はこの「コサージュ」と「ストラップ」を自分たち発の「お土産」にすること!!
という「つばき姫」たちの活動は終始和やかな雰囲気でした。
仮設住宅のお母さんたちから小さいながらも震災後初の「夢」が生まれた活動。。なんとか応援したいですね。
島の中高生が中心となり「大島休暇村住宅」でいも煮会を開催しました。
その前に、「手洗い」の講習!
COOPさんから各世帯に灯油のご支援も頂き、配達員の方々にもご賞味いただきました。
自分たちで作ったいも煮の味は格別!?
敷地内に出来た「冬季物干しスペース」が食堂に早変わり。
お父さん達も中から温まり上機嫌!「あとは昼寝だ~」
復興には中高生の力も必要!!と考え、縁の下からご協力頂いた
大日本住友製薬㈱の方々。ありがとうございました!
こういう形のご支援をいただくことで島民の、世代を超えたコミュニケーションがとれました。
感謝し感謝され、頼り頼られ。
被災地内で自己完結できる事は何なのかを思い出し、次第に気持ちと体を慣らしていく。
中高生にとっては「牛に引かれて善光寺参り」かもしれませんでしたがそれで良し。
きっと気づいてくれる日が来ます。
まちづくりはひとづくり。
この中に砂利を入れ水をかけて固め均し・・。
表面に側溝蓋を敷き詰めました。
見事完成!
満潮時でもこの通り!
仮工事とはいえ、十分な高さです。
養殖業復興にとってはもちろん、山積みとなっている様々な課題に対しても有意義な作業となりました。
なせばなる。
被災地から「提案型の復興」。
気仙沼大島
ひたすら、長さを揃えて切断し両端を結ぶ・・・。
最初は、種牡蠣を挟むロープを切り、次にそのロープと筏を結ぶためのロープを切って頂きました。
1本の針金に70まいの種牡蠣。
ホタテの貝殻に牡蠣の稚貝がくっついたものです。
牡蠣は、3センチから5センチくらいまで成長していました。
これをこの海域では通常1年半~2年半をかけて養殖し出荷します。
切っていただいたロープにこれを挟み込み筏に垂下養殖します。
皆さん納得!
このあと、昨年天然記念物指定をうけた「十八鳴り浜(くぐなりはま)」の沖合まで漁場視察しました。
復興作業に関わって頂いて有難うございました!!
本年も宜しくお願い申し上げます。
m(__)m
気仙沼大島
※お越しいただいた方々が必ず船に乗り漁場視察できるわけではありません。ご了承ください。
主催者:フェリシモさんのご挨拶。
通販でご購入いただいた方たちのポイントをご寄付いただき、使い方をアンケート調査した結果から「被災地でミュージカル講演」が実現しました。
こういう形のご支援もあったんですね。。
話は、おやすみ前にお母さんから「ももたろう」を読んで貰う少年が・・。
当たり前のストーリーでは飽き足らず、おとぎの国の乱暴者のオオカミを倒すストーリーは全て少年の考えた通りのお話しになるという。。(!!)
大きなももを持って行くのが大変なので自分で歩かせ・・。
「ももたろう」より「赤ずきん」を読んでもらいたいとダダをこねたら乱暴者はオオカミとなり・・。
たった3日間の練習とは思えない出来栄えに観客も釘付け。
乱暴者のオオカミの苦手なもの、それは「朝日」!
昇れ!朝日よ、昇れ~!!
みんなキラキラしていました!
子どもたちの可能性は無限ですね。
ミュージカルから、
「手を取り合って協力し、ゆっくり立ち上がろう。」
「必ず復興できる。」
というメッセージをもらいました。
そしてそこには、「やわらかいあたま」で考えることの必要性と、子どもたちをどんな形かで巻き込んだ復興が理想だということを教えていただきました。
新田さん、渡辺さんをはじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました!
16日・17日と「NPOともに浜をつくる会」(石田猛理事長)による大島周辺養殖漁場付近の海底調査が行われました。16日は、駒形・要害。17日は亀山・礒草を調べていただきました。
<17日午前中・亀山地区の様子>
朝から冷え込みが厳しく、氷が張り雪が舞う中での作業開始となりました。
この活動は、三井物産環境基金 活動助成事業の一環で実施していただきました。
前日に潜った潜水服が乾かずに凍っていたためまずは「解凍」作業(苦笑)
宙ぶらりんになったままのロープがないかどうか、養殖施設があった場所の水深20メートル付近を広範囲に調査していただきました。
漁具を見つけ引き上げていただきました。
見つかった養殖籠の中には数センチのホタテの死骸。
震災時、管理人もこのホタテ養殖籠の入れ替え作業中でした。。
透明度が高く、視界の悪い環境で潜る機会が多い潜水士の方々は見えすぎて恐怖を覚えた方もいらっしゃいました。
潜水士5名で1時間ほどかけて調査していただき、ホタテの養殖籠が2連、碇を繋いでいたロープが1本あったくらいで他は流失したようだ、との報告を受けました。
寒い中での作業、大変御苦労をおかけしました。
お陰様で、新規に筏を設置できる環境だということが確認できホッとしました。
本当にありがとうございました。