気仙沼大島災害対策本部のオフィシャルブログ -2ページ目

気仙沼大島災害対策本部のオフィシャルブログ

被災地、「気仙沼大島」の義援物資、義援活動の為のブログです。皆様のご協力と、ご支援を賜れますようお願い申し上げます。
日々気仙沼大島の必要物資をUPしていき、窮状を伝えていきたいと思います。
ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

本日、村井宮城県知事をはじめ多くのご来賓の方々にご臨席賜り、また多くの島民が参加し本日
「大島架橋事業着手式」
が開催されました!

陳情し始めてから既に40有余年。
どれだけの方々が夢に見ていたことか・・。
300メートル余りの瀬戸を挟み、近くて遠い本土。
震災では「離島」であることを思い知らされました。


完成イメージのパネルが作られました。




大島公民館の玄関上部に掲げらることになりました。
大島にお越しの際はぜひご覧ください!

「復興」の象徴となることは間違いありません。
「橋」に負けない「ソフト」つくり。
これが大島の課題です。






日頃、皆様よりご支援賜り誠にありがとうございます。

昨日、ご紹介した

「つばきコサージュ&つばきストラップ」

<限定20セット>

は、おかげさまで完売致しました!!

皆様の温かいお気持ちに感謝申し上げます


また今回申込みが間に合わなかったご購入希望の方々、大変申し訳ございませんでした。

「つばき姫」に追加販売・定期販売の準備をしておりますので少しお待ちください。m(__)m

今後とも、よろしくお願い申し上げます。


気仙沼大島 

大島にある仮設住宅のうち「中学校」で、お母さん方のサークル活動が始まりました。
ボランティアでお会いした足立さん(RQ被災地女性支援センター)からご指導いただき始めました。

自称「つばき姫」たちが作るのは

大島の代表的な花「つばき」をモチーフにした

「つばきコサージュ」「つばきストラップ」す!
こちら  
 
 


材料はアクリル毛糸(極太・中細)

使う色は、赤・白・ピンク・紫・黄色。

作り方は、はじめに花びら部分を幅5センチ・長さ50センチほどに編みます。




それを花の形に折りこみます。

めしべ部分と葉っぱを別に作り編み着けて完成!

コサージュは直径10センチ・厚み3,4センチほどで、
ストラップは直径4センチ・厚さ1、2センチ程です。





夢はこの「コサージュ」と「ストラップ」を自分たち発の「お土産」にすること!!

という「つばき姫」たちの活動は終始和やかな雰囲気でした。
仮設住宅のお母さんたちから小さいながらも震災後初の「夢」が生まれた活動。。なんとか応援したいですね。




そこで・・・

突然ですが、この夢を叶えるべく先行発売!!!

上記セット内容  (写真はセット例です)
<コサージュ2個・ストラップ1個>
に「つばき姫」からのメッセージを付けて


数量20個限定!!
1セット1,000円(税込)
※送料別途かかります。
<お問い合わせ先>
※受付はメールのみ
kesennumaoshima_saitaihonbu@yahoo.co.jp 
・お名前
・ご連絡先(日中連絡がとれる電話番号)
・ご住所
・数量
・希望色の有無(例・赤+白) ※コサージュのみ、ストラップの色は選べません。
以上の内容を上記メールアドレスへお送りください。
お振込み先をお伝えいたします。
入金確認ご、発送いたします。
※振込手数料がかかる場合はお客様負担となります。
品切れの場合はご容赦ください。

やっと動き始めた大島のお母さん達を応援してください!
お願致します。m(__)m

気仙沼大島


島の中高生が中心となり「大島休暇村住宅」でいも煮会を開催しました。
その前に、「手洗い」の講習!


それを踏まえ、いざ調理。



肉・野菜・きのこ・こんにゃく・・・、鍋に入れるタイミングや順番が分からず 助けてもらう場面も。。「ダメ!いま肉いれたら硬くなるーー!」「きのこもまだーーー!」など外野からの声援が賑やかでした(笑)


仮設住宅に入居している方々は高齢の方が多く、「孫」が「祖父母」にいも煮を作ってあげたかんじでした。


COOPさんから各世帯に灯油のご支援も頂き、配達員の方々にもご賞味いただきました。


自分たちで作ったいも煮の味は格別!?


敷地内に出来た「冬季物干しスペース」が食堂に早変わり。

お父さん達も中から温まり上機嫌!「あとは昼寝だ~」

復興には中高生の力も必要!!と考え、縁の下からご協力頂いた
大日本住友製薬㈱の方々。ありがとうございました!



こういう形のご支援をいただくことで島民の、世代を超えたコミュニケーションがとれました。
感謝し感謝され、頼り頼られ。
被災地内で自己完結できる事は何なのかを思い出し、次第に気持ちと体を慣らしていく。
中高生にとっては「牛に引かれて善光寺参り」かもしれませんでしたがそれで良し。
きっと気づいてくれる日が来ます。

まちづくりはひとづくり。





宮城県では、地盤沈下した漁港の修繕を「漁港の集約」というかたちで優先順位をつけて行います。順位が付くのは「漁港」であればこそです。

「漁港」でなくても養殖業に利用される場所はあります。しかし、そういった港はいつ修繕されるのか目処が立ちません。

かといってじっと待っている訳にもいかず、
 亀山地区に 5か所あった桟橋のうち、地盤沈下が割と少なかった桟橋2か所を地元の建設業者さんのご協力を頂き地元民主導での嵩上げ工事が行われました。

嵩上げすることで、昨年ボランティアの方々に詰めていただいた土嚢袋をその桟橋を使って海に入れることが出来るようになります。

資材は、U字溝を調達・沿岸部の壊れた側溝の蓋・全壊した牡蠣処理場の鉄骨と砂利です。


まずは、U字溝のストッパーとなる鉄骨を桟橋に固定。


その上に、逆さにしたU字溝を置き外枠完成。



(周りの凸凹は、従来ある船を繋ぐ金具を活かすためです。)


京都からご支援頂いた「軽ダンプ」が大活躍!


この中に砂利を入れ水をかけて固め均し・・。 
表面に側溝蓋を敷き詰めました。 

これでフォークリフトを使って土嚢袋を海際まで運べます。

見事完成!

満潮時でもこの通り!
仮工事とはいえ、十分な高さです。

養殖業復興にとってはもちろん、山積みとなっている様々な課題に対しても有意義な作業となりました。

なせばなる。
被災地から「提案型の復興」。 



気仙沼大島




昨年中は、大変お世話になりありがとうございました。

新年初、作業ボランティアにお越しいただきました!

「チーム杉本」の皆さんと市川さんです。

作業内容は「牡蠣養殖に使うロープ切り」。


ひたすら、長さを揃えて切断し両端を結ぶ・・・。
最初は、種牡蠣を挟むロープを切り、次にそのロープと筏を結ぶためのロープを切って頂きました。

作業中、何に使うロープなのか説明はするものの、そもそも種牡蠣も養殖筏も見たことがない方々。そこで・・。

一路、筏と種牡蠣を見学!




1本の針金に70まいの種牡蠣。
ホタテの貝殻に牡蠣の稚貝がくっついたものです。
牡蠣は、3センチから5センチくらいまで成長していました。
これをこの海域では通常1年半~2年半をかけて養殖し出荷します。

切っていただいたロープにこれを挟み込み筏に垂下養殖します。
皆さん納得!

このあと、昨年天然記念物指定をうけた「十八鳴り浜(くぐなりはま)」の沖合まで漁場視察しました。

復興作業に関わって頂いて有難うございました!!

本年も宜しくお願い申し上げます。
m(__)m

気仙沼大島

※お越しいただいた方々が必ず船に乗り漁場視察できるわけではありません。ご了承ください。


2011年も大晦日となりました。

3月11日の震災後、多くの方のお力により支えていただきました。

「感謝」の一言です。

気仙沼大島は、「地震・津波」で孤立し、炊き出し・捜索に加え「山火事」の消火作業から「3.11」が始まりました。

「絆」「人間」がこれほどまでに見えた年は無かったでしょう。

瓦礫と思い出の整理に明け暮れた10か月。

7月までの遅れは、延べ176団体・1万人にものぼるボランティアの方々とタイムリーな物資のご支援を頂いたお陰様で巻き返すことができ、瓦礫撤去作業はほぼ終息することができました。

平時であればどの問題も「優先順位1位」になりうる課題のオンパレード。

まだまだこの時間は続きます。

これから地域力の差がハッキリしてきます。

地域から提案型の復興。

共存の為の調和、共栄の為の創造。
来年は「夢の描き合い」の年です!

今年、大変お世話になりありがとうございました。

来年も引き続き、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。


気仙沼大島


12月25日(日)

大島小学校体育館を会場に

「こどもスマイルミュージカル」
~明けない夜はないから~
(主催:フェリシモ)
が講演されました。

出演は、大島の子どもたちとプロの役者。
監督・裏方は全てプロ!
照明・音響もこの通り。 ↓


200人を超える方が観に来ました。

主催者:フェリシモさんのご挨拶。
通販でご購入いただいた方たちのポイントをご寄付いただき、使い方をアンケート調査した結果から「被災地でミュージカル講演」が実現しました。 
こういう形のご支援もあったんですね。。

子どもたちは、たった3日間の練習。
島内の4歳から14歳の子供たちが子ぶた役やチアガール役で登場しました。
本番直前の公開練習。この時点で既に涙ぐむ観客も(笑)


中学生の漫才風諸注意事項のご案内から開始!


話は、おやすみ前にお母さんから「ももたろう」を読んで貰う少年が・・。

当たり前のストーリーでは飽き足らず、おとぎの国の乱暴者のオオカミを倒すストーリーは全て少年の考えた通りのお話しになるという。。(!!)

大きなももを持って行くのが大変なので自分で歩かせ・・。

「ももたろう」より「赤ずきん」を読んでもらいたいとダダをこねたら乱暴者はオオカミとなり・・。

その結果主役は「ももずきん」!

島の中学生も10名ほど参加!


ももずきんを応援するチアガール!


オオカミを倒しに行く際のお伴は「レンガの家」をつくった経験のある知恵者・子ぶた!

そのぶたには、沢山の子ぶたが!





たった3日間の練習とは思えない出来栄えに観客も釘付け。

乱暴者のオオカミの苦手なもの、それは「朝日」!
昇れ!朝日よ、昇れ~!! 


みんなキラキラしていました!
子どもたちの可能性は無限ですね。 

ミュージカルから、
「手を取り合って協力し、ゆっくり立ち上がろう。」
「必ず復興できる。」
というメッセージをもらいました。

そしてそこには、「やわらかいあたま」で考えることの必要性と、子どもたちをどんな形かで巻き込んだ復興が理想だということを教えていただきました。

新田さん、渡辺さんをはじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました!


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日頃、皆様より多くのご支援を頂戴し有難うございます!

募集しておりました
「練炭コンロ&いっぱつ練炭」
は、お陰様で必要数をご支援いただくことができましたので
募集終了いたします。

本当にありがとうございました!!
m(__)m

気仙沼大島

16日・17日と「NPOともに浜をつくる会」(石田猛理事長)による大島周辺養殖漁場付近の海底調査が行われました。16日は、駒形・要害。17日は亀山・礒草を調べていただきました。

<17日午前中・亀山地区の様子>
朝から冷え込みが厳しく、氷が張り雪が舞う中での作業開始となりました。

この活動は、三井物産環境基金 活動助成事業の一環で実施していただきました。


前日に潜った潜水服が乾かずに凍っていたためまずは「解凍」作業(苦笑)





宙ぶらりんになったままのロープがないかどうか、養殖施設があった場所の水深20メートル付近を広範囲に調査していただきました。



漁具を見つけ引き上げていただきました。



見つかった養殖籠の中には数センチのホタテの死骸。
震災時、管理人もこのホタテ養殖籠の入れ替え作業中でした。。


透明度が高く、視界の悪い環境で潜る機会が多い潜水士の方々は見えすぎて恐怖を覚えた方もいらっしゃいました。
潜水士5名で1時間ほどかけて調査していただき、ホタテの養殖籠が2連、碇を繋いでいたロープが1本あったくらいで他は流失したようだ、との報告を受けました。 


寒い中での作業、大変御苦労をおかけしました。

お陰様で、新規に筏を設置できる環境だということが確認できホッとしました。  

本当にありがとうございました。


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