久々に更新ですが、デジカメ系のネタです。

先日、kakaku.comの掲示板を見ていましたら、

　・EOS 7Dの光学ファインダーの視野率が、カタログ上「約100%」となっているが、
　実のところ、97%程度しかない！

という話が出ていて、非常に長いスレッドになっております。
97%程度というと、EOS 5D mkⅡよりもヘタをすると性能の悪いファインダーと言う事になって
しまいますので、まあ、そりゃあ騒ぎにもなりますよね。
昔から、「光学ファインダーの視野率100％はプロ機の証」とか言われていましたし、落胆
した方も多いのではないかと。

表面上、平静を装っていても。

一応、リンクを張っておきます。

http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000055429/BBSTabNo=6/CategoryCD=0049/ItemCD=004901/MakerCD=14/Page=3/ViewLimit=0/SortRule=1/#10531375

で、CanonもＨＰ上に、その説明までつける始末。
「100％といっても、99％＋－１である」とか言ってしまっている。

http://cweb.canon.jp/camera/eosd/7d/index.html

まあ、もう買ってしまったデジカメですので、私的には使ってゆくしかないものですから、別に
今更どうでもいいのですけどね。
ただ、所謂
　「持つ喜び」
という面では、これは「EOS 7D」については致命傷な気がします。
NIKONのD300も視野率100％を謳っていますが、実際は98％前後という記述もあるようです
が、特に掲示板等では炎上してはいないようです。
まあ、NIKONユーザーは大人なのでしょう。
というか、私もNIKONユーザーですけどね（笑

と、本日わざわざ日記にしたのは、記録を残すためもありますが、それ以上に違和感を感じ
たからです。
相変わらず、ネット上の掲示板と言う奴に対する不信感＋全然衆知を結集していない・・・
という嫌な感想です。

その違和感というのは、ファインダー視野率について、
　・光学ファインダーについては、真の100%は無理だ
　・実際、100％の視野率が必要だろうか？
　・でもコンデジでは視野率100％（背面液晶）だ
　・コンデジから一眼にステップアップしてくる人が多く居る昨今、

　　　今までのように、古参のカメラマニアの常識は通用しないかもしれん
というのが上のリンク先の掲示板からは読み取れるのですが、何かを忘れていないか？と
思うのです。
そう、それは、
　【デジタル一眼レフでも、ライブビュー撮影できるでしょう？】
と言う事です。
そして、仕組上、デジタル一眼レフでのライブビュー撮影の際には、背面液晶に写るのは、
視野率100％でしょう？
何故か、Canonの仕様書を見ると、ライブビュー撮影の際にも「約」100％と書かれていて、
激しく謎なんですけどね・・・。

ですから、
　・視野率100％を謳う光学ファインダー
　・低価格のデジタル一眼レフでもライブビューは視野率100％
　・三脚にしっかり固定して、ライブビューで見た時とファインダーを覗いた時に、
　　　微妙に画面の端の写っている範囲が違ったら、違和感があるでしょう？
というのは、それなりに気持ちが悪いと思うのですよ。
違います？

こんなドールの寸劇をする変なブログですが、毎日更新する（最近サボってますが）場合、
デジカメで撮影した後、トリミングすると結構な手間になります。
現状では、撮影はその為、コンデジ（PowerShot G9 ＆ G11）を使っております。
だって、その方が三脚上での取り回しも楽だし、被写界深度も深いし、視野率も100％。
いい事ずくめですからね。
ただ、PowerShotが無く、7Dで撮影するとしたら、どのような事が起きたか？

「背面液晶とファインダーで、端に写っているものが違うよぉ～」

なんって事が起きていたのかもしれません。
実際の使用上は、問題は無いかもしれません。
ですが、撮影モードを変えたら「端」が違うというと、違和感はかなりのものと思いますが
いかがでしょう？
特に、カメラを扱いなれていない人にとっては。

結局の所、私が「７Ｄ」を使うとすれば、「動くものの撮影」が多くなると思うので、視野率
云々等と気にしている暇は無いのだろうと思います。
おおよそのフレーミングをして撮影するのが手一杯かと。
故に、問題は無いのですよね。こうして「約」100％とハッキリしていれば。

で、もう一つ思ったのが、

【これで７Ｄの評判が地に落ち、D300S やＫ－７が売れる】

とか書いている人が居たんですが、どちらかと言うとその理屈であれば、

【マイクロフォーサーズの天下（特に優秀なＬＶＦ搭載機）】

という事になると思うのですが・・・。
動体撮影は、専用に光学ファインダーを持つデジタル一眼を用意して、普段の撮影には
高速なＬＶＦを持ったマイクロフォーサーズを用意する！これなら、普段は視野率100％で、
コンデジよりフォーカスも早いぞぉ！っと。

「そうジョジョ！それがベストっ！」とリサリサも思わず言ってしまいそうな程、筋道の立った
考え方と思うのですが・・・いかがでしょう？

鳥や飛行機、レース観戦などが趣味の方以外は、お子さんの運動会が終わったら、光学
ファインダーの一眼レフより、ＬＶＦ搭載機やコンデジがいい！とか言い出さないか？、そん
な事を考えてしまう今日この頃です。
というか、この理屈だと
「巨大な光学ファインダー機は、レンタルで借りればいいや！
　Myカメラは可愛いけど本格派のマイクロフォーサーズ（等のミラーレス機）だねっ！」
というのが最も良いカメラとの付き合い方になってしまう気もしますよ・・・。
極論ですけどね。
それが怖いならCanonやNIKONも、ライブビュー撮影でPanaのＬＶＦ機よりＡＦを速くするしか
ないですよね。
難しいのでしょうけど・・・。

本日はオチをつける気力がないので、これで終わります。

あうえう。

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EOS 7D のファインダー視野率の件で思うに・・・