(1132回)

 

血小板のお話です。

何故血が止まるのか?

何度も話してきましたが

それは

 

血が止まらなっかったら

赤血球が少なくなり

 

人が生きていくうえで

一番大事な

身体中に酸素を運ぶことが

出来なくなるからです。

 

身体中といっても

特に頭

脳ですね

 

一般的な方が

経験するのが

高山に登った時ですね

 

すぐに疲れ

頭がなんとなく

ぼーっとする

 

私も富士山に登った時

最後は

5歩進んで

休み

 

また5歩進んで休む

身体はだるいし

頭はなんとなく重いし

 

そんなこんなで

やはり

身体には酸素が重要なです

 

身体の中で酸素を運ぶ

赤血球即ちヘモグロビン量が

正常でも

 

運ぶ酸素量が少ないと

身体は酸素欠乏ですね

 

逆に酸素は普通にあっても

身体中に酸素を運ぶ

赤血球が少なくなると

やはり酸素欠乏です

 

山の話で

高度5000mくらいになると

酸素は地上の半分くらいです

 

また血液が3分の1出血すると

人の命に影響を与えます

 

このような訳で

人の身体には

出血を如何に早く止める

かという機能が

備わっています

 

その最初の機能が

一次止血と言って

血小板が重要な役割を

果たしています

 

その一次止血に

影響するのが

 

血小板の数

粘着能

放出能

凝集能

と言われています

続きはまた明日

 

山陽女子短期大学

臨床検査学科

谷口薫

※分かるまで教えるから、絶対に分かる!