(450回)
{EE960E36-1B53-4D4A-AC70-4DE5D94B0DC6}


山間を歩く散歩道には
梅の花が満開です
{4AA5DEDF-78CB-4AAF-B75A-DBA6BF624D19}


歩きながら
ゴミを拾ってみました

なんと
タバコの吸い殻は20本

ゴミはスーパーの
レジ袋に
いっぱいになりました
{7E4283F0-79BC-455A-8910-FF422FD498AF}


毎日歩いていて
気になって
いました

そこで
拾ってみたんですが

普通の方は
汚いから

拾いたくはないと
思います
{8803023A-9DC9-475B-BD1A-62137F772871}



しかし
私は大学生の時

先輩の就職された
日本環境指導センターで

アルバイトを
させてもらった
ことがあります

それは
ゴミの分析です

神奈川県で
ゴミの焼却場施設を
作るにあたり
{B4D53AFF-BCCE-4B91-A4DF-645F8C1A3ACE}


どこの地区で
どのくらいのゴミが
出てきて

その中のゴミは
どのようなものが
あるかということです


そして
先輩がくれた仕事は

その生ごみの分析です
ゴミを回収し
地区ごとに大きな袋に
入っているわけですが

それを
床一面に出して

細かく分類するわけです
もうお分かりかと
思いますが

食べ残し
腐ったもの

オムツや
皆が誰も触りたくないもの

を手で分けていた
わけです

そして
それぞれ

プラスチックとか
生ごみ
衣類
紙類
ビニール

すべてを分け
重さを計り

そして
それを乾燥機で

乾燥させ
実質量を
分析するわけです


次に
それを
燃焼させて

最終的に
その地区から
出される

ゴミによる
熱量を計算し


どのくらいの
熱量に耐えられる

焼却炉を
作れば良いかを

計算する
そのような
仕事でした


と言うわけで
大概の汚いものに

手を出すことに
関しては

あまり
抵抗がないのです


今思えば
それも

ありがたい
先輩からの
感謝する仕事です

いつも
汚いものなどを
触るときには

そのことが
思い出されます

大学を卒業して
45年になりますが

忘れられない
先輩がくれた
アルバイトでした

山陽女子短期大学
臨床検査学科
谷口薫