What will be, will be

What will be, will be

アメリカ東海岸の中都市での生活の記録

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長かった夏休みも終わり、今日から学校が始まりました。学校



娘は、中学2年生に編入(G8)です。中学生は、始業時間が小学生、高校生より早く、7時半開始。スクールバスで通うので、バスの時間はもっと早く、6時55分。

今朝は、私も娘も、5時半に起きました。
「昨日、何度も起きちゃった~」と、娘。少し、緊張していたのかな?

早速、朝ご飯と、お弁当の準備。
小学生の時は、日本のお弁当を持って行っていましたが、今日は、無難なサンドイッチにしておきました。本当は、サンドイッチより、ガッツリ食べられるおにぎりがいいんだろうけど、ここはアメリカ。じろじろ見られてしまうからな~。

初日なので、一緒に家を出ました。
自宅近くのバス停まで付いて行こうとすると、途中で、「もう、ここでいいよ~」と1人で歩いて行きました。もう、G8だからね、、。

今まで通った学校は、私の車での送迎でしたが、今回は、初バス通学。バスについては、いじめとか、からかいとか、色々聞くけれど、中学生は、G8が最上級生だし、娘は背も小さい方でもないし、きっと大丈夫でしょう。


一方、娘の目覚ましが鳴るのを聞いて、一緒に起きて来た息子。のんび~り朝食を食べて、後は「ヒマ~、早く学校に行こうよ~」と。緊張感は無いみたい。

こちらは、学区外に通うので、私が送迎します。始まりは、8時30分と、大分遅め。

朝、混むかな~と早めに家を出たけど、渋滞も無く、15分程で学校に到着しました。子供達の中に、補習校の顔見知りのK君がいました。K君に駆け寄って行った息子ですが、K君は他の仲良しと遊んでいて、結局、ポッツリ残されました。

学校の前まで息子を連れて行って、帰宅するつもりでしたが、息子に「ママ、一緒に居て」と、言われ、結局校舎の中まで一緒に行きました。教室の前に先生が立って子供達を迎え入れていたので、「ここまでだよ。帰るからね。」と、息子にバイバイをして、Uターンしました。

前の学校では、転校生にそれほど関心を持たず、仲良しグループにいつも囲まれていた息子です。
こんな不安な経験も、きっと息子の性格形成に役に立つ、、もっと、人の心が分かる様になるはず、とポジティブに考えて帰宅しました。

新しい場所で、不安そうな子供達を見るのは、やっぱり可愛そう、、、と思ってしまう親ばかですが、私は、さっと気分転換をして、ぶれずに、元気に数ヶ月過ごそうと決めています。

引越しは、親の勝手で、子供には、大変な学校生活ですが、引越しをせざるを得ない状況もあります。ただ、今度の引越しが、本当に最後。だから、頑張れ~と、心の中で応援しています。


家に帰る前に、買い物をして、帰宅してから夕食の準備をしました。今日は、子供達の大好きなラザニアを作りましたナイフとフォーク

子供達は、きっと、今日はぐったりだろうなぁ。
レシストレーションのプロセスの最後は、予防接種です病院

日本からアメリカに行く子供達は、ツベルクリン検査を受けなくてはいけないようです。
日本人は、BCG接種をしているので、ツベルクリン反応が陽性になってしまうため、アメリカのお医者さんがビックリしてしまう、、何て話をよく聞きます。

そこで、あらかじめ、Center Officeに行く時、日本から持参した母子手帳を持って行き、日本でBCG接種をしている事を話すと、注射を受ける、Health Dapartmentにも母子手帳を持って行く様にとアドバイスされました。

さて、Health Departmentには、それぞれの子供達の母子手帳、アメリカでの予防接種記録を持参し、女医さんがチェックしてくれました。結果、息子は、ツベルクリン検査のみ受ける事に。娘は、ツベルクリン検査と、水痘ワクチンを打つ事になりました。

他にも、娘は、髄膜炎菌ワクチン(Meningococcal)と、子宮頸癌ワクチン(HPV)も勧められましたが、今回は見送りました。とりあえず、学校に行く為の注射だけ打ってもらう事に。娘の顔が引きつっていたので ガーン

検査で、ツベルクリン反応が出て、結核と間違われてはややこしいので、ここで、母子手帳の登場です。
女医さんに、「日本人は、BCG接種を赤ちゃんの頃にするんですよ~」と説明すると、

「へぇー、興味深いわ~」と母子手帳に見入っていました。日本人の患者は初めてだったのかなぁはてなマーク

「この検査は、BCG接種してても、結果には影響ないから大丈夫」と、言われて安心したけど、
やっぱり検査は受けなくちゃいけないんだ、、、、。

数日後、自宅に届いた手紙には、「TB(ツベルクリン)テスト、陰性」と書かれていました。
陽性の場合、クリニックに行って、X線等を受けなくてはいけないようです。

あ~、良かった。

全ての書類がそろって、翌日、中学校、小学校にレジストレーションの為の予約電話を入れて、
数日後、やっと、やっと、学校に登録が出来ました。

長~いプロセスでした、、。
アメリカで暮らしてる生徒の登録は、数枚の書類の記入で終わるのに、、、汗

移民って大変だな~~。



私の住む州では、公立の小学校に行く前に、小児科の先生によるチェックアップをしなくてはなりません。ここで、指定されている注射が足りなければ打ってもらう事になります 病院

私達、まだ、有効な保険が無いのです。(保険の開始は、9月1日)
それまでは、怪我をしないでね~と、子供達にもお願いしました (^_^;)

まず、以前かかりつけだった小児科に行き、注射の記録だけもらってきました。それを持って、Center Officeに行き、「保険がまだ無いのですが、、」と相談すると、カウンティ主催の無料検診がある事を教えてくれました。しかも、予約は同じビルの別の階で受け付けているのとの事。

アメリカには、無保険の人も結構います。無保険の人の為の、無料の健康診断が毎月1日だけ予約制であるとの事。私達も、今回それを利用しました。(ただし、ここでは、健康診断だけで、注射は、カウンティのHealth Dapartmentに行って打ってもらわなければいけません。)

予約を入れた日。
2時の予約だったので、、1時45分に受付を済ませたのに、実際にお医者さんに会えたのは、3時半過ぎ。またまた、ここでも、待ち時間がいちいち長く、ぐったりしました。でも、無料なんだから、、、とじっと待ちましたよ ぐぅぐぅ

日本の小学校入学検診の様に、全身をチェックして、目の検診等もして、4時過ぎに終了しました。

帰りに、新品のバックパックを「どうぞ~」と渡されました。中にはスクールサプライが沢山。
一般的に、保険の無い人達は低所得の家庭が多いので、子供達へ、カウンティからのプレゼントだそう。

息子は、喜んで背中に背負っていましたが、私は何だか申し訳無い様な気がして、、。

とりあえず、健康診断終了。後は、Health Departmentに注射の予約を入れて、全ての注射を終えたら、やっと学校に行き、レジストレーションが出来ます~グッド!

今日、息子の学校登録(Registration Process) 、と学校面接(Interview)がやっと終わり、9月から通う学校が決定しましたグッド!
7月30日にこちらのカウンティに引越してきてから既に4週間近くが経っています。

これだけ遅れた理由は、色々あります。

①持ち家が無い(住所が無い)

②日本(海外)から来ている

③有効な保険を持っていない


まず、学校に行くのに必要なものは、このカウンティに住んでいるという証明書でした。
私達の場合、貸家を引越し初日に決めたものの、正式な契約書を交わしたのは、それからさらに1週間が必要でした。

それから、貸家のエリアの決まった学校に出向き、直接、申し込みに行ったのですが、「海外から来た生徒はここでは、申込出来ないから、Center Office(カウンティの事務所)へ行ってください」と言われました。(同じカウンティ内からの引越しの場合、学校で登録出来ます。)

予約を取って、実際にCenter Officeへ行くまでにまた数日。

Center Officeには、あらかじめ指定された書類を持参しました。

1、家の契約書
2、子供と私のパスポート
3、子供の成績証明書(前の学校から貰って来たもの)
4、あらかじめ、カウンティのWEBからダウンロードした記入済み書類

当日は、指定された時間に行き、持って来た書類等を提出、係員1人に1家庭が付いて、説明を受けます。それから、子供達は、別室で、英語、算数、日本語のテスト(Placement Tests)を受けました。
日本から来たから、日本語のテストが追加されたのかな~?
息子は、日本語教育を取り入れている学校に編入させたいと思っていて、それを伝えたからなのか、、どちらかでしょう←テキトウ

息子、娘のテストの間、私は、別の係員から、学校についての説明を受けました。分からない事を沢山聞こうとメモして行ったので、色々情報をゲットしました 音譜

沢山の家族が居て、待ち時間がいちいち長く、3時間以上もかかって、手続き終了叫び
終わった頃には、本当にぐったり。英語でのやり取りに、聞き落としてはならないと、神経も使いました。

でも、まだ、小児科に連れて行ったり、注射をしたりしなくてはいけません、、。

先は、長かった~。

長いので、その2へ。







渡米後、10日間、西海岸で親戚達と過ごしました。子供達は、いとこ達と連日プール遊び。
真っ黒になってしまいました。目

そして、いよいよ、東海岸へ。少し田舎の方に住もうと計画していましたが、夫と話し合い、結局、以前居た東海岸の中都市に移住する事になりました。
こちらには、友人、知人もいるし、何より、アジアンマーケットが充実してる事がうれしい~。


こちらに来てまず、初めにしなくてはいけないのが、家探し。

子供が、中学生、小学生の2人なので、学区はとっても重要。
その中でも、特に考慮したのが、高校 本です。

こちらの州では、小中高は、6年、2年、4年制。高校は、4年間もあり、しかも、大学入学を控えるので、とっても大事。

まずは、greatschool.comなどで、リサーチします。高校を決めてから、その学区にある、貸家を探します。

子供達が、大きくなっているので、それぞれに自分の部屋が欲しいだろうし、3BRの部屋に絞って探しました。結果、ヒットしたのは、6軒程。
そこから、自分の条件に合った、3軒を見て回ろうと決めました。

住所を見て見ると、3軒中2軒はご近所さんでした。内覧予約を入れる前に、ご近所をぐるりと一周。可も無く不可も無くといった感じ。内覧の予約電話を入れると、どちらの家も留守番電話になっていました。メッセージだけ残しました。

それから、3軒目へ。
ここで、ラッキーな事がありました。
3軒目の家に着くと、ガレージの扉が開いていて、家の中から女性が出て来たのです。
不動産屋さんの女性で、内覧希望のお客さんを待っているとの事。
「私達も中を見せて頂きたいのですが、、」というと、「もちろん!」と招き入れてくれました。

中を見て、とても気に入りました。少しだけ、予算を超えていましたが、ここに住みたい、、と思いました。夫も、気に入った様で、その場で、不動産屋さんに伝えました。

こうして、東海岸に移った初日に、家を決めてしまいました。

でも、、、実際に引っ越すまでは、掃除をしてもらったり、お直しをしてもらったりして、結局、1週間はホテル暮らしをしました。

引越しの日、やっと「家が出来た」と本当にうれしかった~ニコニコ

まずは、第一歩です。