ヘビ兵① 「   ナニ❓




ヘビ兵①  「  このまま 代替品持って 帰れだと❓









蛙軍 足軽隊長けろ助 「………。」






ヘビ兵② 「オイオイ  俺ら物見遊山に来てんじゃ無いんだよ     新しい基盤を得る為だ。






ヘビ兵②   「お弁当貰ってハイ帰りますじゃねーんだよ!




ヘビ兵①   「そうさ おめーらを丸呑みしに来てんだよ





ヘビ達      ハハハハハーー(大笑い)ひゃーひゃーひゃー(大笑い)












蛙軍 足軽隊長けろ助    「………… 。」



足軽隊けろ吉  「隊長!あいつら何ってんです?!



けろ吉「なあ、けろ盛!お前【ヘビ国語】履修してんだろ?あいつら何てゆってんだよ?



足軽隊けろ盛  「 …ネイティブ…なのかな?全っ然わからん……💧文法だけじゃ駄目…みたい…



けろ吉  「マジか!何ゆってんかわからんがありゃ絶対俺らバカにして大笑いしてんだぜ!!ちーっくしょうー!くそったれども




けろ盛  「うー❓うー❓うー(汗)  わからん💦










ヘビ国の将軍  「  今回 の




ヘビ国将軍  「今回の我が国の出陣は自然の摂理であるゆえ……遺恨を残されぬよう。」









足軽隊長けろ助  「 (ヘビ語)  確かに貴殿の申される通りだ。しかし、

       しかし、我々を今 全て飲み込んだ所で、一過的に獲られるだけ。

   今年のヘビ国の食糧危機が今回で終わるとは思えぬ。

長期的に安定した食糧の確保をお望みなら今回、この代替えをお持ち帰り頂き、

後日、我が かえるの里 との交渉の席に お着きいただきたい。






ヘビ兵①   「はーっ❓ なにゆってんだってば!俺らがなんでわざわざそんなマズい食物で作った餌もどきをゆうこと聞いて食わなきゃいかんわけ❓ふざけんじゃねえぞこのクソ野郎!!



ヘビ兵②   「そうだこのクソ野郎!!くっそマズなもんら食えるか!ボケ!! なめてんじゃねえぞコラ!!ヘビ国の大軍に囲まれてるこの状況、わかんねえの?頭腐ってんなー




ヘビ兵③   「わかってねーみたいだなーあらー気の毒ーーww



ヘビ兵①  「でもよ その代替 、 あの高いとこからウンチク並べてる あの蛙より マシかもよ?笑




ヘビ兵②   「ああw、あいつ クッそマズそうww



ヘビ兵③   「汁の出汁には使えんじゃね?(笑)うはーハッハハッハハハハ!!










足軽隊長けろ助    「…、 ……………… 」




けろ吉 「クソーアイツら絶対悪口ゆってんぜ?何ゆってんだちくしょう!!




けろ盛  「何て ゆってるんですか隊長!お分かりですよね?!教えてください!!






足軽隊長けろ助  「(険しい表情で) ………… 」













けろ助  「ん?!





(門の開く音  ギイ〜 )







🐸「コラあーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


🐸「誰だー!けろ助さんの悪口ゆったやつはー!!」









けろ助  けろ吉 けろ盛 「!!」





けろ吉  「あっ 、あのバカ!あいつ今日小荷駄だよな?!    荷物運び係が何やってんだよ!!」






即座に目で けろ盛に指示を出す けろ助。








🐸「(訛ったヘビ語で)  今、けろ助さんの悪口ゆったやつ!こっちゃこい (怒) ー!!」


🐸「こっちゃこいーーーーーーーーーーーフギーッーーーー!!!!!!!!!」







けろ吉 「 何人たりとも砦の外へ出るなって言われてるのに、何考えてんだ アイツ!!」





ヘビ兵①  「何だ何だ❓ww」



ヘビ兵② 「変な おチビ 出てきたぞ?笑


ヘビ達   くすくすくすくすくすくす



ヘビ兵② 「あっ!  将軍様の軽食に丁度よろしいのでは?わたくしが調達してまいります。」




将軍「(頷く)………。」



ヘビ兵①  「確かに美味そうだw」




(わははは くすくす ざわざわわ ははは ザワザワワ ハハハハ くすくす クスクス)





ヘビ兵②  「ハーイ!ハーイ!俺で〜す!笑」



ヘビ兵①  「(瞳の奥を光らせながら)  俺も言いました〜〜笑」




ヘビ兵達  「(瞳の奥を光らせながら)  俺もいったかなー❓笑

ヘビ兵達   「俺もー俺もー!!wwwwwwww







🐸「よし!こっちゃこい!!」



🐸「(なまったヘビ語)   けろ助さんの悪口ゆうたやつはみんなこっち来い!!



🐸「まとめてお尻ペンペンしてやる!!」







 けろ助    (自身の口を手で塞ぎ うずくまって身体を震わせている)





けろ吉  (!?)


けろ吉「大丈夫ですか隊長!!
 誰かー!!誰か直ぐに医者を呼んで来い!!


けろ吉(❓!)

けろ助「(左手を軽くあげ) 大した事では無い。大事ない。」


けろ吉「し、しかし隊長!大丈夫ですか?苦しそうです



けろ助「(声を抑えて) すまん けろ吉、大事ない」





けろ吉「真でございますか。。。ようございました………。」


















おしり を出そうと素直に馬出の入り口の柵に集まってくるヘビ達。










🐸「 ……………。








🐸「キミたち 。。実は





🐸「君たち  実は   そんな悪いヤツじゃ無いのかな…?






ヘビ達(顔を見合わせて)   ❓❓




🐸「………自分の過ちを素直に認めるって、簡単そうで なかなかできないこと……





🐸「君たち、 、えらいよ……… わしなんか、それでよく けろ吉やけろ盛とケンカ してるんだ










🐸「けろ助さんが ゆってた。





🐸「自分より年下や、自分より身分が低い者…




🐸「そして  たとえ相手が敵であっても、その行いに感服した際には 自分自身の感情を恥じる事は無い……と。




ヘビ達 (……❓❓)




🐸「たとえ相手が敵でも 、その行いに素直に感服した際には  その瞬間、相手に対し きょうきん …胸筋❓…胸襟❓ん?あれ?
      (もごもご  ごまかし)を 開けと(ちょっと本人意味は わからない)   常々、けろ助さんはおっしゃっておられる。




ヘビ達  「………………!?」







ヘビ達 (………静かになる………)







ヘビ兵①  「お、お、俺さー、つい、つい口が滑っちゃったんだよ!わりいな!   (あれ?俺 今何つった ❓!) 」




ヘビ兵②  「俺もよーそんなつもりなかったんだー!     ( あれ?  つい、謝っちゃったよ!)




ヘビ兵達   「うんうん。」

【全員心の中で】 ( あれ? なんか変な気分だなー。)(つい 、あの おチビの話 、聴き入っちゃったよ!) (なんか 、、、悪かったなーって思えてきた 。。。)









🐸「わしも………つい、   大好きな けろ助さんの悪口言われてカッ!となって…………すまなかったよ。……… おしりは………  止めにする。







ヘビ達  「 …………!」







ヘビ国将軍 「  (将軍もなぜか 🐸の話を静かに聞いている。) …………。」







🐸「(ニヤリ)  たしかに!




🐸「確かにみんなの言う通り、一日のうち約三割の時間程、  けろ助さんは ブチュっとした顔をしている。



🐸「なんかマズいものでも食べたの?っていつも聞きたくなる……w





🐸「だから 、マズそう〜っていうみんなの気持ちもわからんでもない。うん!わからんでもない(^^)」





足軽隊長けろ助  「(苦笑い)……………… 」









🐸「(訛ったベビ語で)    でもねー!







🐸「凄いんだよーけろ助さんって!!」







🐸「かえるの里において 唯一無二の剣の使い手であり 、




🐸「運動神経がいいだけでなく、頭の神経も良いんだー!!」



(またまた口を押さえて苦しそうにする 足軽隊長けろ助 )




けろ吉  「大丈夫ですか?隊長! なんだろう…………ヘビ達が皆 、こっち見てますよ!隊長!     ……?…あいつ 何話してんだか。」







🐸「(嬉しそうに 訛ったヘビ語で) けろ助さんの賢さは、今ふんぞり返ってる文官たちより、上って噂なの! 若かりし頃の試験で ふんぞり文官達を抑えて、我らがけろ助さんが首席合格だったんだってーーー!!」





ヘビ達 「へえーーーーー(^^)(^^)(^^)」






(照れ臭そうにしてる けろ助)



けろ吉  「  なんなんでしょう…?! 明らかにさっきまでとは違う表情でもって皆、隊長を見ています!」




(不思議そうな けろ吉)  「アイツ、何喋ってんだ??」













🐸「で!!







🐸「しかし!!






🐸「……けろ助さんの一番すごい所はそんなとこじゃない……。それは……」






ヘビ達「(小声の大合唱)  それはーーー ❓❓❓❓❓」






!!



ー!!!!!!!!!ええええええええーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドどどどどどどどどどどどどどどどど





けろ吉「何だ❓! すごい うねりの如く ヘビ達が雄叫びを上げています!!なんだ❓!何だ❓!ヘビのほぼ全員が こちらを見ていますよ!隊長っつ!!









ヘビ兵④   「聞いたか?    すごい 懐の深さだな。」




ヘビ兵⑥  「ああ!けろ助さんの仲間意識は山よりも高く海よりも深い。」





ヘビ兵④  「器の大きさと きたら、、、もう、即、 我々は白旗を掲げねばならないな。」





ヘビ兵⑤   「けろ助さんが最前線にいる限り、勝てる気がしない。」





ヘビ兵⑦ 「本当だ、、、勝てる気が しない。」






ヘビ兵⑨  「将軍 どうなさいますか?もう、戦どころではなくなってきております。」






ヘビ国将軍  「………そなたの 申す通りじゃな…………」






ヘビ兵⑩  「けろ助隊長のおっしゃる通りにいたしましょう 将軍ー!」




将軍「…………うむ。そう いたすか。」












🐸「コホンー!!注目ー注目ーーーー!!」





🐸「コホンコホンー!(咳払い)  

 かえるの里にはけろ助さんの他にもー!



🐸「コホン!   優秀な モノノフがおるんですーーー!!





ヘビ達  「本当か?」
「へえー誰だ誰だ?」「誰だろう?」

ヘビ達 (ガヤガヤガヤガヤ)







🐸「コホンー!






🐸(深呼吸)





🐸「コホン! その、






🐸「(深呼吸してから) 






🐸「(めっちゃ ドヤ顔しながら)






🐸「(大きな声で)  その者はーーーーー!!






🐸(ドヤ顏しながら)






🐸「(ものすごく大声で)  けろ助さんの 一番 弟子 なのでありましてーーーーー 、





🐸(めちゃめちゃ ドヤ顔で)


🐸(ドキドキ)


🐸(言うぞ!言うぞ!ゆうてやるぞ!!)


🐸(深呼吸)





🐸「(間をとって) 
コホンコホン





🐸「(めっちゃ大声で)  我こそがーーー!!





🐸「その けろ助さんの一番弟子ーーーーーーー!!





(固唾を飲んで見守るヘビ達)




🐸(嬉しそうに)



🐸(満面の笑みで)




 
「 (満を持して 大声で)    ケロ









🐸「ふごっ!!




🐸「モゴモゴー!!




🐸(けろ盛に後ろから口を塞がれ、後ろに引きずられる小荷駄)





🐸「(口を塞がれた状態で) コラーー!!けろもりいーーーーーー!!邪魔すんなーーー!!はなせーーーーーーー!!ふごふご」







ヘビ達「うはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
ヘビ達「何だったんだ❓なんだありゃあーっつはっはっはーー!!笑」
ヘビ達「連れてかれたぞ!?笑ひーっひっひ最高だなwwwwwwwww
ヘビ達「おいおいw可哀想じゃないかw最後まで名乗らしてやれよー!わーっはっはwwwwwwww最高だな!!」








🐸「(口を塞がれた状態で)  けろもりいーーーーーー!!覚えてろよーーーーー!!もごもご…フゴフゴ …」












第二話に続く