王妃「 忠殿…………
王妃「 もしや…………
王妃「 ………その……賊の申す【友】というのは……
王妃「………
王妃「 …………いや、違う………そんな訳がない……
王妃「……その賊の申す【友】なる者は、
王妃「………確か、元 大提学(テジェハク)の長子
王妃「 ……名は ………確か
王妃「………
王妃「 ……その謀反の際、私は既に世子嬢として宮中に上がってすぐだった為、よく覚えている。
王妃「 ………忠殿とは 名が違ったはずだ。
けろ盛 「 …王妃様 !」
王妃 ❓❓(声のするほうに目をやる)
けろ盛「王妃様……おそれながら……
けろ盛「おそれながら申し上げます。そこにおります最高尚宮こそ、
けろ盛「元 大提学様の長子、【蛙 忠 】でございます!」
王妃「な、な、なんと !それはまことか?!
けろ盛「はっ。」
王妃「そうか、、、ピク姓は母方か?忠殿」
忠「……さようでございます王妃様……。」
王妃「何と!何ということでしょう!」
王妃「あの……あの伝説となっている天才剣士が忠殿 ❓!
王妃「それが事実ならば誰より王様がお喜びとなろう!!
王妃「王様は常々…憂慮されてきた………
王妃「今は穏やかな世が続いておるから良いが、天変地異や、疫病が流行った際 謀反の旗印に天才剣士が名乗りを挙げれば……勝てるかどうかわからぬ……と。
王妃「(^^)そなたが…!
王妃「(^^)そなたが、かの【蛙 忠】なら、どんなに王様がお喜びになるか🎵
王妃「礼を申すぞ!忠殿っ!」
刺客「王妃様、おそれながら……
刺客「おそれながらお願いのぎがございます!」
忠「 …けろ之丞 ❓」
けろ之丞「忠を 忠を…!!
けろ之丞「朝廷に出仕できるようにお計らい願えませんでしょうか!
忠「❓! けろ之丞 ❓!何を
王妃「未来の領議政にか❓(^ ^)
けろ之丞「ははー王妃様あーーー!!」 (ひれ伏す)
王妃(ニヤニヤ笑いながら)
「当然だ! 今後のこの国の舵取りは忠殿、そなたが行え!(急に高揚し高圧的に嬉しそうに命令する王妃)」
けろ之丞「ははー王妃様ーーーありがたき幸せにございますーーーー!!
忠「お、王妃様、何をおっしゃいます!とんでもございません。とんでもございません王妃様! わたくしは今の身の上でもありがたいと常々思っております。今後も最高尚宮として、王様に誠心誠意お仕えする所存。どうか、」
忠「どうかお取り下げくださいませ」
けろ之丞「何を言ってるんだ!忠!素直にお受けしろ!お前は国の中枢にいなきゃいけない男だ!!スラッカンで働いてる場合じゃないぞ!!
王妃「その通りだ、忠殿。是非今まで以上に王様をお支えしておくれ」
けろ盛「俺も、、、同感だ、忠
忠「けろ盛まで❓!やめてくれよ!!私は今の仕事に誇りを持っている。王様の善政を、健康面でお支え出来ていることに、この上なく喜びを感じているんだ!
けろ之丞「お前の気持ちは分かるが、世の中がほっとかない!
けろ盛「忠、昔からのお前の夢……今まで俺が代わりに持ち続けてきたが…
けろ盛「忠に返す時が来たようだ。
忠「けろ盛!
けろ盛「最高尚宮を辞めて、元居た所へ帰るんだ、忠!!
ケホヨン「何おーーー!!!!!!!!!!
忠 ❓!
(全員びっくりして入り口を見る)
忠「ケホヨン…(^^)どうした?
けろ盛「もう昼か?忠を呼びに来たんか?笑
ケホヨン「笑い事じゃないよーーけろ盛くんっ!!なんなの?今の話っ!!」
ケホヨン「忠様が辞める❓!
ケホヨン「忠様がスラッカンから出てく❓❓
ケホヨン「最高尚宮様のお仕事が大好きな忠様が、スラッカンをやめる!?
ケホヨン「んなばかな!!
ケホヨン「んなアホみたいな話あるかいな!
けろ盛「いい話なんだぞ忠にとっても国民にとっても
ケホヨン「(腹が立ってきたケホヨン)忠様❓!そうなんですか?忠さまあ!!
忠「……(返事に困る忠)
ケホヨン「ーーーーんんんーーー!!!!!!!!!!!!!(キレた)
ケホヨン「忠様がスラッカン辞めたら、ただの!!
ケホヨン「忠様から最高尚宮様引いたらタダの
ケホヨン「ただの、怒りんぼじゃないかーーーー!!!!!!!!
全員「え❓❓
ケホヨン「フンっ!忠様の にんにく粥食べちゃうよ!!
けろ盛「おい!ケホヨン〜
忠「………ただの……怒りんぼ…(^_^;)
第22話に 続く