1657年の




今日     3月2日に発生した




大火事         明暦の大火







江戸の   かなりの範囲を焼きつくしたといわれているこの火災の中、




私が      大好きなエピソードがあります。










日本人として  いつも    かえりみたい




これぞ  日本人‼    




と感慨深くなる  お話です。











目上の世代の方々は






忠臣蔵と同じくらい   よくご存知らしいのですが








わたくし  の   このお話との出会いは



社会人になってからでした(*^^*)








なので  時間のある時に上京した際は   小伝馬町へ   行ってみたいとおもっています。









今の小伝馬町に








江戸幕府伝馬町牢屋敷があり、





1657年3月1日?には   約   120~130人の  罪人が収容されていたそうです。







当時    その牢屋敷の責任者    牢屋奉行は、





石出帯刀(世襲名)様   と おっしゃいました。















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明暦の大火    


    牢屋奉行  石出帯刀の英断と  


               義に あつき  囚人たち










1657年3月2日






江戸にて   火災発生





(ピク   ケホヨン  より画像拝借)







火は  広範囲にひろがり、




石出帯刀様の  伝馬町牢屋敷にも 火の手がせまっていました。













じきに   ここにも  火の手がまわる。




こんな時   当時の常識、認識として







……罪人は  その身ゆえ   焼き死んで  然るべき






と   判断されていたようです…………が






石出様は     






石出帯刀様は    





焼死が免れない囚人たちを哀れみ




一時的に  解き放つ





                  【     切り放ち    】





を、独断で決行しました。







何が凄いって、    石出様はこの件により、解き放つことで一つ      その後の件にて 二つ(逃げた後で囚人たちが町人たちに悪事を働く可能性)



の、    ふたつにより   後日 お咎めをうけたなら それは   もう   切腹の可能性を持つことに。











石出様は    奉行所の  下役人的なポジションで、






刑の執行や 囚人の管理などを任されていても





勝手に囚人を 解き放つ権利は無く





牢屋の鍵も  奉行所に保管されていたので





上司に  お伺いする時間がない中ではあっても





完全なる  越権行為による  独断での





【切り放ち】





の、御英断でした。








   
石出様は    囚人たちに



三日後     浅草の善慶寺にて 集合と  約束します。




囚人たちは   感嘆し  涙を流しながら必ず 戻りますと   誓います。











罪深い我々を    石出様は  人間扱いしてくれた



と   感動した囚人たち。








必ず   戻ると     火の手がせまるまちなかへ  消えていきました。


(再度     ピク  ケホヨンより)









🐸    ←  (泣)💦









🐸      「言い伝えでは    皆   約束を守り、次の日に、浅草の善慶寺に集まったそうケロ。」







そして石出様は





【囚人とはいえ    義理固い者たちを失うのは、日本にとって  損失 。】  と、




幕府に  皆の 罪一等を減じるよう  お願いし 、




承諾されたとのことです。







この  切り放ちは、今の時代にも受け継がれているそうです。




自分の身が    腹切りの危機に陥ろうとも




罪人ではあっても  人間扱いし 命を尊んだ




石出様。




そして、





明日は極刑の沙汰がおりるやも しれぬ中





自分たちを   助けてくれた石出様の為、戻った囚人たち。





大好きです。





わたし、この お話 大好きです。




殺伐とした  今の時代にいて、




自分を見失いそうになった時に




よく    このお話を思い出しています。






是非   知恵泉で   取り上げていただき  深くこのお話を勉強させていただきたい  と 思いました(*^^*)




皆さま方もどうぞ  良い1日を お過ごしください(^ω^)




いつもありがとうございます(*^^*)