医師と 義禁府(ウイグムブ←王命により大罪人を裁く官庁) の調べで、
お菓子に 毒 が入っていたと わかる。
通常は、お毒味がなされるが
友好関係にある貴賓からの 贈り物ゆえ、
先方を立て、王は今日の 毒味を 断られていた。
他国を思いやる 王の気持ちを踏みにじる、卑劣な犯行が起きたのだ。
忠の部屋で眠り続けている ケホヨン
意識が戻らず もう3日が過ぎた …… 。
厨房職員 「失礼します」
厨房職員 「忠樣、夕食御下げ致します。」
忠 「あぁ すまない、 ありがとう。」
厨房職員 「……忠樣、あまり手をつけられていません。 どうか忠樣も しっかり食べて、横にも なられませんと……、」
厨房職員 「これでは ケホヨンが目を覚ました時に、忠樣が倒れてしまわれますよ!」
忠 「そうだな…… ありがとう。」
厨房職員 「 …… 。」
忠の お付きの職員
「忠樣、御医樣が、おみえになりました。」
忠 「おぉ、 お通しせよ。」
御医 「残り半分の菓子からは、強い毒性のある多量の毒が検出されたが……」
御医 「ケホヨンの排泄物からは全く、毒が出なかった。」
忠 「えっ ? それは…… それって、どうゆう事なのでしょうか ?」
御医 「 …… 、うむ 。」
御医 「まるで……、うむ…… 信じられない話ではあるのだが …… 毒を、体内で 睡眠薬に変えてしまった様にしか 思えなくて、のぅ。」
忠 「えっ?? 毒を、睡眠薬に?」
御医 「…… おとぎばなし の、ようじゃが……、うーむ……そうなのじゃ、まるで おとぎ話じゃ……。」
忠 「 あの……、 御医樣……?」
御医 「のう、忠どの、そなたは聞いた事ござらんか?」
忠 「なにをで ございましょうか。」
御医 「……毒を、睡眠薬に変える消化酵素をもつ ……、蛙の一族の話。」
御医 「大昔に 、どこぞで そんな文献を みたような気がするんぢゃ…… 」
御医 「…… どこぞで むかし……、はて……?」
御医 「ケホヨンが そんな事なら、めでたしめでたしなんじゃが……、おとぎ話……の、ようには、…… いくまいの……。」
忠 「 …… 。」
🌃 ……夜もふけて
忠も、眠りについた頃…… zzz
…… 夢 🌛✨
……?
……、
……、
「忠さまぁ~(^○^) おなかすいたけろぅ ~ 」
「忠さまぁ~ この 御団子🍡たべていいケロ?」
忠 「 いいぞ いいぞ、た~んと おたべ 。」
ケホヨン 「わ~い わ~い 🎵」
忠 「ふふ (*^^*)」
忠 「 ふふ…… 」
……
……
忠 ううう…… 、
忠 「…… ううう 夢か …… ケホヨン……。」
う、
う ん?
……!
❗❗
忠 「 ええ?! 」
忠 「 え え えーーー??(喜び) ケホヨン ??? 」
ケホヨン 「忠さまぁ~ おだんご おひしいですケロ~ 🎵 」
忠 「❗ ケホヨン (*^^*) 」
忠 「誰か! 誰かおらぬか‼ 医師を お医者様を よんでまいれ~(*^^*) 」
第五話に つづく 🎵