高校生の頃、
秋山さと子さんの本を
読み漁りました。

秋山さと子さんは、
35歳で大学、大学院に行き、
渡欧してユング心理学研究所に
4年間在籍された
ユング派の心理学者です。
それまでに、結婚離婚を経験し、
ジャズ歌手やDJ、デザイナーなどの
仕事を経て、心理学者となった
異色の経歴を持つ方でした。

秋山さと子さんの本は、
ユング心理学研究の
学術的な本もたくさんあるのですが、
若い女性に向けた
読みやすい心理本に惹かれて
文字通り、読み漁りました。

中でも、この本は
何度も何度も読みました。


「愛する自分、愛される自分」

実家の本棚から
久しぶりに引っ張り出して来ました。

何度も何度も
泣きながら読んだ
懐かしの本。笑笑

当時、何度読んでもどうしても
意味がよくわからず、
共感できない章がありました。

オトナになったらわかるのかな?

20年後、30年後に
読み返してみることにして
理解するのを辞めた記憶があります。

それは、
一番最後の章でした。


第6章 自分に対する愛

「ナルチシズムは自分の思い込んだ自分の虚像を愛すること」

「自分を愛することは、きちんと自分を見つめてありのままの自分を愛すること」

「自分の虚像に惚れ込むのは自分の幻想を愛することであり、現実の自分は見えていない」

「現実の自分をきちんと肯定するところから自分を愛することが始まる」

「自分が確立しているからこそ、愛することで自分を捨てられる」

「愛することで自分を捨てられるかどうか、そこまで行って初めて、人生は開かれる」

「愛することこそ人生」


時は過ぎ、、、
ずいぶんオトナになりました。
昔感じた違和感なく
第6章を読むことが出来ました。
が、しかし。
まだまだ「自分を愛する」努力中だな。
と思いました。

あの頃さっぱりわからなかった
「自分の虚像を愛するのは
本当の自分を愛することではない」
は、今となっては身に染みてわかる。笑

だからこその、
「愛することこそ人生」
に尽きるのかな。

いくつになっても、ね。