今回は背骨について。
医学的な用語では脊椎(せきつい)と言います。
人体の構造上一番と言ってもいいほど大事な部分で、
脊椎は様々な働きをしてくれています。
今回詳しく説明していくのは脊椎の構造とその動きについて。
早速いきましょう!
○脊椎の構造
脊椎は
7個の頚椎(けいつい)
12個の胸椎(きょうつい)
5個の腰椎(ようつい)
1個の仙椎(せんつい)
の全25個の骨から構成されます。
画像で脊椎だけを見ると少し気持ち悪いですが。。。
こんな感じで背中にあるのが脊椎です。
1個1個は小さな骨ですがそれぞれが靭帯や筋肉で結合されていて、必要な強度を作り出しています。
○脊椎の動きとは?
脊椎は体を曲げたり、伸ばしたり、捻ったり、横に倒したりと様々な動きに対応しますが、実は頚椎、胸椎、腰椎でそれぞれ得意な動きが違ったりします。
細かく見ていくと
体を曲げる伸ばすが得意なのは→主に腰椎。
体を捻る動きが得意なのは→上位頚椎と胸椎。
体を横に倒す動きが得意なのは→頚椎。
と別れています。
○痛みの原因とは?
それぞれに得意分野があるのは分かって頂けたかと思います。
ですので、逆にこの動きを任されている部分が固まってしまったとすると
違う脊椎の部分が過剰な動きを求められる事になります。
そうして無理矢理に動こうとすれば、、、痛みに繋がります。。
なので、腰が痛い(腰椎)けど首(頚椎)や背中(胸椎)
に原因があるなんてこともある訳です。
脊椎の動きを悪くする原因は姿勢の乱れや筋肉の硬さです。
脊椎の動きを要するためのストレッチ、トレーニングなんかはまたの機会に書こうと思います。
それではまた!