彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督を務め、先月80歳で亡くなった蜷川幸雄さん。
1998年から取り組んできた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」では、さまざまな演出手法で戯曲の今日的な意義を引きだし、多くの観客を魅了してきました。
蜷川幸雄芸術監督への追悼の意をこめて、「シェイクスピア・シリーズ」の舞台写真展を、彩の国さいたま芸術劇場・1階ガレリアにて開催中です。
舞台はその一瞬で過ぎ去るもの。残された写真を眺めると、俳優の疾走感や熱、美しく構成された美術が、かつての舞台の余韻をありありと伝えてくれるようです。

6月11日(土)までは、遺作となった『尺には尺を』を上演中。舞台の鑑賞とあわせ、ぜひお立ち寄りください。

彩の国さいたま芸術劇場・1階ガレリア
期間/5月21日(土)~6月12日(日)
※休館日をのぞく9:00~22:00

http://natalie.mu/stage/news/188494