※今回は若干の内容のネタバレを含みます。


こんにちは。かえるです。
最近は何故かあまり気分が上がらず堕落した日々を送っています。
ということで今回紹介するのは明るく、気分の上がるアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』です。


私個人としてはジョジョシリーズの中で一番好きなので紹介したいなと思っていましたが、原作は5部までしか読んでませんし、詳しいオタクが多いので的外れなことを言うと後が怖いということで気持ち敬遠してました。まあ個人の感想文なのでそこは悪しからず。


人間賛歌は「勇気」の讃歌ッ!!
ということで皆さんご存知の通りジョジョは基本的に「人間讃歌」の物語です。
ジョジョシリーズには元セリフを発したツェペリやさんやスピードワゴン、ジョースター家など「人間賛歌」を連想させるキャラクターが多く登場します。

しかし私は川尻早人こそがまさに黄金の心を持ち「人間賛歌」を体現するキャラクターだと思うのです。
4部のラスボス、吉良吉影との対決時の「今!ここにある『正義の心』に比べればちっぽけな力なんだッ!確実にここにある!!今確かにここにある『心』に比べればかッ!」というセリフがシーンと相まって最高に良いんですよね。

スタンド能力も持たず、純粋な力でも劣る小学生の少年が絶望の中で必死に足掻いて最終的には敵に打ち勝てる唯一とも思える道を手繰り寄せて町を救うストーリー、彼が主人公でも良いんじゃないかと思ってしまいますね。


また4部の特徴として日常に潜む奇妙な冒険というものが挙げられると思います。
1〜3部のように実際に旅をしたり様々な場所を巡る冒険ではなく、杜王町の中で起きた事件や異変を解決するという点に他の部との違いがあります。

さらにこれは他のジョジョシリーズにも言えることなのですが、ただ主人公が解決するだけではなく、敵にもまた魅力がありストーリーがあり彼らなりの目的がある。そして仲間になることもあれば死ぬこともある。どうなっても主人公達に何かしらの影響を与えて活きる。

私はこの一連の流れが4部にこそ最も顕著に表れてると思います。それぞれキャラクターに表れてますが、例を挙げると広瀬康一くんはわかりやすいですよね。
彼はスタンドへの目覚めこそ周りとは違ったかも知れませんが、物語を進めていくに連れて心の強さが成長していき、それがスタンドが進化することによって表現されています。


また今回も長くなってしまいましたがご容赦下さい。
私は精神的なハッピーエンドや特に明るいストーリーが大好きなので今回この作品を紹介しました。
有名であり、古く有りつつも未だに支持を集めてる作品ですのでこれを機に皆さんもジョジョに触れて良ければと思います。
またこれに懲りずに第四回やこれまでの文も読んでいただければ幸いです。