築48年の別荘を、貸別荘にするためのリノベーション。

 

 

前回は1階のトイレの掃除と、便器の取り外しまでを書きました。

1階トイレは「フレンチ風のアンティークテイスト」に仕上げたくて、腰から下の壁にはモールディングを付けることにしました。

 

もしやってみたい!という方がいらっしゃいましたら、やり方を細かくまとめましたので、ご参考にしてください。

(マニアックな内容なので、ちんぷんかんぷんな方は画像だけ見て下さい💦)

 

 

モールディングってこんな素材です。

 

 

 

手順は次の通り。(細かく分けたらこうなりましたが、そんなに大変じゃないです)
1.合板をカットする
2.コンセント周りや凹凸をカットする
3.下地のシーラーを塗る
4.モールディングをカットする
5.モールディングの取り付け位置を決める
6.合板を壁に貼り付ける
7.モールディングを貼り付ける
8.ペイントをする


1.合板をカットする
まずは壁紙を剥がした壁のどこから下に腰壁をつけたいか?を決めて、4ミリのシナ合板をその大きさにカット。(今回は幅木から上77センチに決めました)
家で丸のこが使えない方は、ホームセンターでカットしてもらってもOKです。

 

2. コンセント周りや凹凸をカットする
コンセントの取り付け位置を計測して合板にしるしをつけ、マルチツールでくり抜きました。(ジグソーやノコギリでもカット出来ます。)
窓枠や、ちょっとした凹凸の部分も忘れずここでカットしておきます。

 

 

3.シーラーを塗る
合板にそのままペンキを塗ると、塗った後で木材から「アク」や「ヤニ」が浮き出て来てしまうので、下地にヤニ止めシーラーを塗装。

今回使ったのは、白い色の下地。

オススメはこちら。

 

 

 

4.モールディングをカットする
四角いフレームを作るモールディングのみカットします。
大きさを決めて、角を45度に切り落とします。

 

5.モールディングの取り付け位置を決める
4面の壁の合板にモールディングを仮置きし、フレームの大きさや取り付け位置を決めて印をつけます。
鉛筆で取り付け位置に印を書いても良いのですが、今回はマスキングテープを使いました。

(シーラーの上に書いた印を消しゴムで消すのは大変なんです)

 

6.合板を壁に貼り付ける
合板を壁に打ち付ける際、後でモールディングを取り付ける場所にねじや釘を打っておけばねじ釘の頭を隠せるので、

出来る限りそこを狙って釘打ち。(仕上釘打機を使いました。)
念のため接着剤も併用しています。

 

7.モールディングを貼り付ける
シールタイプのモールディングは、マスキングテープでしるしをつけた位置に、剥離紙をはがして貼り付けるだけです。

簡単!

 

腰のラインのモールディングは、実際のサイズを測りながら「現場合わせ」でカットして貼り付けていきます。

これはシールタイプではないので、接着剤と釘打機で固定。


8.ペイントをする
今回は、ミルクペイントforウォールのスノードロップでペイントしました。

 

 

抗菌、防臭、防カビ、汚れ防止などの成分が含まれているので、トイレの壁に使用するのにピッタリな塗料です。

白の上に白を塗ってるので見た目には変わった感じがしませんが、

現物を見るとシーラーの時とは質感が全然違っています!

 

これで腰壁は完成。

 

これだけでもちょっとフレンチテイストになってますよね?!

この次は壁紙を貼っていきます。

 

 

 

 

 

 

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