1日目☆移動日 | カピティ通信☆続・ケリケリ便り

1日目☆移動日

13泊14日のキャンプ旅、1日目です。

 

この日は、ほぼ移動日となりました。

 

1日目の野営地(笑)は、オークランドから2時間ほど北上した所にある「ラングスビーチ」という場所。

 

ここは、りっさんの一番上のお姉さんの旦那さんの実家がある場所。

クリスマスディナーで家族が揃った際、キャンプとスノーケルレッスンに行く話をすると、

義兄が「だったら、ラングスビーチでキャンプしたらいい!」と提案してくれたんです。

どうやら、スノーケルレッスンのあるマタマタ マタカナとラングスビーチは意外と近いらしいのですびっくり

 

なんでも、ご両親の家のそばに、義兄夫婦が土地を買ってあり(リタイア後に引っ越す計画??)

その、今は使われてない土地で、義兄サイドのファミリーが帰省の際によくキャンプをするんだそうです。

 

「ちゃんと水も引いてあるし、ボットンだけどトイレもあるよグッド!!」

「両親にも伝えておくから、自由に泊まったらいいよグッド!!」

と、義兄がお勧めしてくれるので、お言葉に甘えて1日目の宿泊地にさせてもらいました。

(本当は、この翌日にスノーケルレッスンを受けるつもりでここを宿泊地に選んだのですが、

 予約が取れず、ここには帰りにもう1泊させてもらう事になりましたあせる

 

 

 

ウェリントンを9時半ごろ出発。

高速に乗って少しした所で、突然りっさんが

「俺、ガレージのシャッター閉めたっけ?」と言いだし、

一度高速を降りて車を停め、お隣のおばあさんに電話で確認してもらいました。

まあ、こういう時の法則通り(?)、シャッターはちゃんと閉まっていたんですけどね。

 

 

北上する道路は渋滞もなく、かなり順調にドライブできました。

逆に、南下する対向車線は、途中からかなり渋滞していました。

(行楽地から帰宅する、日本のお盆の帰省ラッシュっぽい感じですね。)

 

お約束、トンガリロの山々が見えてきました。

山が見える場所の道路脇にピクニックテーブルがあったので、

車を停めて、用意してあったおにぎりランチを食べました。

が、夏とは言えトンガリロ付近は吹く風が冷たく、

寒くなって早々に車に逃げ込み、結局は車中でランチしました。

 

トンガリロを過ぎると、いつもはタウポの町側を通るコースで行くのですが、

今回はりっさんがヒラメイて、いつもと違うコースを取る事に。

タウポ湖の西側を通るルートで、トコロアという町に抜けました。

 

トコロアのガソリンスタンドで給油。

ウェリントンに比べてガソリンが安くてビックリ!

ウェリントン住民、ぼったくられてますな~(泣)

 

ガソリンスタンド併設のお店で発見。

クリスピークリームドーナツ。

 

このお店、ウェリントンにはまだ進出してきてないんです。

どうも、北島の上半分では、大きなBP(ガソリンスタンド)に併設されてる様子。

 

珍しいから1人1個ずつ買ってみました。

丁度おやつタイムだし、良かったねー♪

でも、食べて思い出しました。私はここのドーナツ、特に好きじゃなかった・・・と滝汗

日本でも一時期ブームになって、長蛇の列だったりしましたけど、

その当時も「これ、そんなに美味しいかなうーん??」と思っていたのを思い出しました。

でも、子供達は喜んで食べてましたよー音譜

 

 

心配だったオークランドの渋滞も、

まだホリデー中かホリデーが明けたばかりだったので、思った以上にスムーズでした。

 

オークランドの高速から見える景色に、子供も大人も大興奮アップ

町の手前にあるレインボーズエンド(遊園地)をみて、「今から行きたい!」と無茶を言われたりあせる

オークランドホスピタル近辺で、エリーが生まれた当時(超未熟児でしばらくNICUにいた事など)を語ったり。

「本物のスカイタワー爆  笑!」とか「高いビルばかり―爆  笑!」とか「今ハーバーブリッジの上―爆  笑!!」とか

車の中は賑やかでした。

 

 

オークランドの北、有料高速道路の料金を払うためにSAに行くと、時刻はディナータイム。

SA内にバーガーキングがあったので、手早くここで食べていっちゃおう!という事になりました。

バーガーキング食べるの久し振りだったんですが、これが後で思わぬ悲劇になるとは。。。

 

この時は何も感じず、普通に食事を終えて、更にラングスビーチに向けて出発。

 

ファンガレイを抜け少し行ったカイワカという所で、国道1号から右の道に入っていきます。

目指すラングスビーチはあと30分くらい!

という所で、道路は細くなり、急カーブ&アップダウン続きになり、しかもスピードを緩めないりっさんガーン

さっき食べたバーキンの影響か、普段は車酔いしない私なのに、ものすごい気持ち悪くなってきました。

無言で何とか耐え、ついに目的地に到着した時には、ほんとに助かった!と思いました。

 

ご近所に住んでいる義兄のご両親も挨拶に出てきてくれたのですが、

日も暮れてかなり暗くなっていたため、水の出る場所やボットン便所の説明だけしてもらい、

すぐにテントの設営。

 

新テント初の設営だったので、ちょっと手間取りましたが、無事に完成。

教えてもらった場所(ガーデニング用のホースが繋いである)で歯みがきや洗顔を済ませ、

みんな疲れていたので早々に寝袋に潜り込みました。

 

写真は、翌朝撮ったものです。

こんな感じの場所です。

広々とした芝生の奥には、NZの原生林が広がっています。(この原生林も義兄夫妻の土地だそう)

この、青空洗面台!

実は数日前に業者が誤って水道パイプを切断してしまい、ここは断水中でした。

義兄のお父さんが設置したという、ソーラーライト。

夜には弱々しい光を放っていました(苦笑)。

こんな感じでテントを張りました。

ピクニックテーブルや、手作りの屋外オーブン(写真の右側)もありました。

 

 

明るい時に見ると、なかなかいい場所なんですが、夜中は真っ暗アセアセ

持参の懐中電灯だけが頼りです。

 

しかもこの日の夜は、ものすごい強風が吹き荒れ、

テントが風にあおられて、バッサバサ音を立てて風に揺れ、疲れてるのになかなか寝付けませんでした。

 

意外とビビりのマヤは、慣れない環境と風の音と揺れに怯えて

「アイウォナゴーホーーム笑い泣き!」と、寝袋の中で泣きながら言い続けていました。

 

それに加えて、横になって少ししたら、ものすごい吐き気と腹痛が私を襲ってきました。

起き上がるのもままならない感じで、りっさんに向けて

「なんかすごい気持ち悪いんだけど・・・吐きそう・・・トイレ行きたいんだけど・・・」

と、助けを求めると、既に寝ていたのか、

「あー、そう」

と、ものすごい冷たい反応が返って来ただけで、何もしてくれない雰囲気むかっ

 

色々と絶望しながら、

「この仕打ちを、生涯忘ない真顔!」と思っていたら

すぐ横で寝ていると思っていたエリーが突然

「ママ!私がついて行ってあげるキラキラ!」と、声をあげてくれたんですびっくり

 

なんと優しく頼りになる娘!!!本当に見直しました!感動しました!

エリー、どうもありがとう笑い泣き

このご恩は、一生忘れないよーラブラブ!!(その後、忘れがちではあるのですが・・・あせる

 

 

気持ち悪さのピークを越えた頃、2人で真っ暗な中、靴を履いてテントを出て、

懐中電灯の明かりだけを頼りに、奥の原生林に続く、滑りやすいブッシュの中を歩いて行きました。

木やシダがうっそうと茂った中に、ボットン便所が現れました。

私有地だし、義兄ファミリー関係者以外は他に誰も来ないという前提なんでしょうけど、

そのトイレは、かろうじて屋根だけ付いた、全くのオープンスペースでした叫び

壁が一切ない!

木々やシダに囲まれて、洋式トイレがポツンとある・・・という感じです。

 

でも、選択肢は全く無いので、ここで用を足しました。

しかも懐中電灯以外は真っ暗ドクロ

大きなやぶ蚊が周りを飛び回っているドクロ

見えないけど、きっと大きな蛾とかもいるはずドクロ

 

そばで待っててくれてるエリーと、この状況がおかしくて、2人で苦笑してしまいました。

 

そんな時、突然目の前のブッシュがガサガサ音を立てて動き出し、ヒヤッとしました。

ポッサムか大きなネズミでも出てくるのでは!?と。

 

でも少ししてから、さらに奥のブッシュでキウィの鳴く声がしたんです!

もしやあのガサガサ音は、野生のキウィが近くを歩いていたのかも!?

 

悪い物が全て出たのか、この後は体調も良くなり、

風で大揺れのテントの中、なんとか眠りにつく事ができました。

 

夜中、何度かキウィの鳴き声が遠く近く、聞こえてきました。

キャンプをしてて野生のキウィの声が聞こえるのって、ノースに来たなぁ!って感じがしますラブラブ

 

地獄絵図のようなキャンプ初日の夜でしたが、

逆に言えば、初日にかなりディープな体験をしたので、この後のキャンプは楽勝モード?でした。

(よく、ここで挫けずにキャンプ旅をつづけたな~、私!偉いにひひ!)

 

キャンプ旅、まだまだ続きます~♪

 

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