- 前ページ
- 次ページ
忘れないうちに感想を。。
「政権交代の悪夢」を買ってみた。
昼に焼きカレーを食べながらでも簡便に読める、良くも悪くも新書らしい新書。
内容は、「なんかもやもやしてるんだけど、民主党政権のどこがだめなんだろうな?」と、
もやもやさまぁーずしてる人にお勧め。
著者は、デーブ・スペクターが「労働環境が悪い新聞=3K新聞」と、
デーブジョークのネタにされてしまう事でお馴染の産経新聞の人らしい。
非常に主張は明快で分かりやすい。
特に、民主党=自民旧田中派+旧社会党の55年体制のなれの果てで、
その中でも自民旧田中派=小沢軍団を切り捨て、旧左翼的な面々で構成された
現民主党政権中核をバシバシと舌鋒鋭く批判してる。
著者の主張への賛同・共感はさておき、現民主党政権の迷走ぶりが、改めて時系列でまとめられており、
これを読んでみると、若干もやもやも晴れる気がした。
ところが、自民政権末期に散った悲運の人々について触れる際には、
相当気を遣った表現をしている所が散見され興味深い。
・財務相の中川昭一が抗鬱剤の副作用による「朦朧会見」で引責辞任していた。(p.16)
・当時の首相、安倍晋三率いる自民党は大敗し、国会にねじれが生じた。そして、安倍は体調を壊し、9月に退陣した。(p.216)
このおふた方について、非常に慮りすぎた表現ではなかろうかと思い、著者の立場がしのばれる。