リハビリは去年からしてる。
今年の冬は週に4、5回のペースで受けている。

去年の2月、左手の握力、指の動きがおかしくなった。

レントゲンとMRIを見て、頭が真っ白になった。
首の骨が左手の神経だけでなく、排泄をつかさどる神経まで詰めていた。

急いでパフォーマンスを辞めなきゃ行けないと考えた。

鏡の前で裸になり、自分の身体を見て泣いた。

パニックだった。

僕の中でゼロスタートと皆んなに言った。

ゼロスタートで考え続けて、去年の12月。

パフォーマンスが出来るか出来ないか、分からなかったが、ペースは分かった。

休めば出来る。

無理して連日でやらなければやれる。

パフォーマンスを辞めようにも、パフォーマンスしかしてこなかった僕の生活はマジでヤバい。多分、皆んなが考えてる以上だ。
もちろん想定してたけど、マサカって坂はリアルにあるんだなって思う。

結局、これはネタにするしかなくて、またスタートするだけです。


大道芸はやりたくても頻繁にやらないようにしてる。
仕事が来れば、その日に合わせて体調を整えれば、問題ない。

が、プロとは言えないと思ってる。
これでずっとは食べてはいけない。
だから、アマチュアで良いから、細く長くやらせて欲しい。

新しく、ゼロスタートとなる。

まったくエキサイティングな人生だ。

何もないのに変な自信だけはある。

ここを越えたら、違う景色が見えそうなんだ。
この感覚は、パフォーマンスを始めた時にもあった。すでに体験済みだ。


以前は写真やりたいって言って大道芸人になった。

今回も写真やりたいって言って、違うものを持って帰ってくるかもしれない。

写真が好きなのはほんとだよ。

今、僕が皆んなにあげられるものを探してる。
ちょっとまっててくれ。
ちゃんと戻ってくるから。