やぁ、また会えたな、嬉しいぜ!
今日はこの記事の続きを書いていくよ。
これにて事故編完結です。まだ読んでない人は読んでみてね!
さぁレッツスタート!
テストを無事乗り越え、気が抜けたのか猛烈に身体の痛みを感じ始めたヒモ青年。
これまであまり気にしてはいなかったのだが、改めて身体を見てみると両腕は血だらけで服も多数破れてる状態だった。
ジーンズも何箇所か破れていた。
これぞナチュラルダメージジーンズ!などと思う余裕もなく、とにかく身体が痛む。
左腕の手の付け根ら辺には、小石サイズのアスファルトが深く埋まっており、ここが一番傷が深そうだった。
とっさに大学病院に連絡をし、救急を受診できるよう依頼。(もう通常の診察時間は終わってたため)
了承をもらえたので病院に向かい、待合室?っぽいところで待たされる。
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呼ばれねぇ。。。
それからどれくらい待っただろうか。遂に『ヒモさんどうぞ』と声が掛かる。
診察室に入り先生に軽く状況説明。
それを聞いた医者はおもむろに赤チンを取り出し
塗る!塗る!ひたすら塗る!
そして、『はい!終わり。そもそもこの程度の怪我で来ないでね!』
と言われ診察が終わった。
厳しいぜ、先生。。。
でも、救急とは生死の境にある方を対応するところであって俺程度の怪我で来られるのは他の急患の人にとっても良くないことなんだなと学んだ。
当時はその対応に少しムカツいたけど、今思えば対応してくれただけで感謝すべきだったんですよね。先生ありがとう。
とりあえず化膿を防ぐ塗り薬をもらって帰宅。
そして一応、両親に事の報告。
色々心配されつつも最後に親父が一言。
『新しいバイク買ってやらないとな』
親父、イカしてるゼ!笑
普通バイク禁止するやろ、この状況では!
でも俺は親父のそういうところ大好きだぜ!!笑
(結局バイクは自分で後日買いました。250cc→400ccにグレードアップしてやったぜぇ。ワイルドだろぉ笑)
さて、無事今回のことが収まったのは良かったのだが、そこからも大変だった。
両腕が包帯でグルグルなため、日常生活に大きな影響が出ていたからだ。
そもそも腕(特に左腕)に全く力が入らないのだ。
そのためバイトに行っても戦力にならない。
真っ先にバイト先のコンビニに連絡して状況を説明し代わりを要請。
だが、このバイト先は固定シフト制だったこともあり他のスタッフから「無理、代われない」と言われてしまった。
じゃあ出るしかないわな。ということで出勤するもなーんにもできない。せいぜいできてレジ打ちくらいだ。
2人体制でやっていたのだが、その日は相方(大先輩)にほとんど仕事を押し付けてしまった。
申し訳ないと思いつつ後日、焼肉を奢ることで手を打った。
そして実はそのころ俺はもう一つバイトをしていた。
それはラーメン屋だった。
ここの店長は凄まじい人だった。
とにかく短気、自分の思い通りにいかないと当たり散らかす性格で平気で胸ぐら掴んだり殴ったりする。(まだまだパワハラ全盛期でいい時代だったよね〜笑)
でもなぜか憎めない人で別に嫌いではなかった。(キレていない時は!笑)
こっちのバイトに関してはすぐ代わりの人が見つかった。
助かったーっと思いつつ、その人に2週間分くらい代わってもらって、少し落ち着いたのでバイト先に挨拶に行く。
そこにいたのは鬼の形相の店長。
「え、俺なんかしたかな。代わりもちゃんと見つけたんだけどな」と思いつつ、すぐ事務所に連れて行かれる。
店長から「なんで俺が怒ってるか分かるか?」と聞かれた。
マジで分からない。。。
適当に「事故をして他のスタッフに穴埋めで迷惑掛けたからですか?」と言った。
店長は
「違う!!なんで事故をした日にすぐ店に状況の説明しに来んのや!!」と。
勘弁してくれ。無理やって。そんなん。。。
と思いつつもひたすらすみませんと謝り続けると1時間後に解放してくれた。
でもその時は怪我してたから殴ったり胸ぐら掴んだりはされなかった。そういうところは優しいんだよな店長笑笑
このラーメン屋でのバイトは他にもエピソードあるからまた別の機会にお話ししたいな。
さて、バイト問題は片付いたがその他にも風呂問題がある。
そもそも両腕やられてるから自分で風呂に入れないのだ。
そんなとき役立つのが彼女ですよね。
みなさん大好きなまゆが毎日髪と身体を洗ってくれた。これには感謝している。
まゆのことが分からない人はこれを読んでみてね!
この頃は良い娘だったんだけどな。。。笑
そんな日々を過ごしながら日常生活を少しずつ取り戻していってたんだけど、一向に左腕に力は入らないし痺れもある状態が続いたからまた病院に行って再検査をした。
そしたらなんと!!
アスファルトが埋まってた箇所の神経は死んでいたのだ!
その時の先生の言い方としては
『あー神経死んでるねーー、でも大丈夫、神経は毎月1mmずつ治っていくから』って感じでめちゃくちゃ軽かった笑
何軽く言ってんだよ、ホンマに治るんかいな?と思いつつも、ここから俺のリハビリ生活が始まるのだった。リハビリ編もまたいつか話したいと思う。
ちなみに答えを先に言うと未だに俺の左手は完治しておらず特に寒い季節になるとすぐに指を攣ってしまうし、しょっちゅう痺れている。
医者の言う通り1ヶ月に1mmずつ治るのであればもうとっくに完治していてもおかしくないにも関わらず。
なぜ???
俺は神様だのお化けだの迷信だの呪いだのと言ったことは基本的に信じていない。
だけどね、、、
あの事故を起こした場所。あそこだけは俺にとって何かある場所だと思っている。
なぜなら、
あの事故の後も、俺はあの道何回も通ってるんだけど、何回か同じところで落ちそうになってるんだよな。
普通考えられないでしょ。
一度事故を起こした場所だから慎重にもなるし、ましてや大したカーブでもない、見晴らしも悪くない、車通りも多くない道で何回も同じ溝に落ちそうになるって。
(事故は人生でここでしか起こしたことないし)
だからね、あそこだけは自分にとって特別な場所で、何かいるんだと思ってる。
あの事故をした日、左腕に埋め込まれたアスファルト。俺の神経と交換したアスファルト。
これは病院で除去されて、どこかに捨てられた。
アスファルトをきちんとその場に返還しなかったことに怒ってるの?
だから俺の神経も一生治してくれないの?
まぁ今さらどうすることもできないからなにも対応はしないけど。
ただもし、この神経もそうだし、今患っているもっと重い病もお前が影響してるなら頼むから治してくれよ、もう勘弁してくれてもええんちゃう?
ちょっと文章長くなりすぎちゃったな。。。
これにて事故編は完結です。読んでいただいたみなさまありがとうございました!
次はまゆメンヘラ爆発編かな?
またみんなに会えるの楽しみにしてるぜ!!
To be continued

