
昨年末に、母方の伯父が亡くなった。
そして土曜日、その奥さんである
伯母が急死したとの連絡が入った。
伯父のお葬式から1カ月も経たない内の
悲しい知らせ。。。
福島で酒店を営んでいた伯父と伯母。
私が子供の頃は母に連れられ、
毎年欠かさず夏休みに里帰りしていた。
バスケットのコーチをしていた伯父は
都会から遊びに来ていた兄と私に対し、
甘え容赦なく叱った。
身体も声も大きかった伯父の存在は
子供心にも「怖いおじさん」だった。
そしてその伯父とは反対に、いつもニコニコ
優しく、言葉使いも所作も穏やかな伯母。
私はこの「心底優しいおばさん」が
本当に大好きだった。
この2人に数年ぶりに会ったのが、
昨年5月。震災後、実家を訪ねたいという
母と一緒に日帰りで里帰りしていた。
そして、これが2人と会う最後になってしまった。
人の寿命なんて、本当に分からない。
決して順番でもないし、かといって
人生を全うした人から、、、というのも、
その残された周りの人達にとっては
納得いかないこともある。
そして、いつでも別れは辛く、悲しいものだ。
私ができることはといえば、
伯父、伯母の色々な思い出を語りながら、
亡くなった人と共有できた時間を
慈しむことなのかなぁって。
遠く離れたシンガポールから、
そんな風に供養できたら、と思っている。
おじさん、おばさん
今までありがとう。ゆっくり眠って下さいね。