7月初め、オットP君がイジケ虫になっていました。
と言うのも、7月7日は結婚記念日なのですが、ワタクシ、うっかりすっかり忘れていまして。。。P君は、見た目によらず、とても繊細でロマンティストな面がある人なのです。だから、俵万智さんの「サラダ記念日」ではないけれど、細々した記念日までも大切にするタイプ。相反してワタクシは、とても現実的と言うかドライなところがあるタイプなのです。
巷では、旦那様とか恋人とかが記念日を忘れると怒ったり、今日はなんちゃら記念日、とか言ってお祝いしたり、何かと記念日を気にしている女性が多いみたいなのですが、そういう人たちの心理が分からないのです。ワタクシの中では、記念日とかはさほど大きなことではないのです。
6月末ごろから、どこか食事に出かける?とか、何々が欲しいって言ってたよね、とか、P君が妙にそわそわしているので、何を突然に言い出しているのかしら、と逆にイライラして来て、あまりにしつこく言うものだから、「ウザイよ、一体なんなの?」と言ったら、一呼吸置いて、「結婚記念日でしょ。」とポツリ一言。あ〜、そうだったわね〜、ところで何年目になった?と言ったら、「それも忘れちゃったの?それくらい自分で考えてよ。。。」と今度はブスッと一言。仕方なく記憶の糸をたどって考えてみたら、18年!驚いたことに、結婚して18年。びっくり!本当に18年経ったの?と聞いたら、さすがにあきれていました。
そんなやりとりがあった数日後、「生まれ変わってもまた結婚しよう。」と言うようなくだりをテレビで観たのかどうか忘れてしまったのですが、P君が、「生まれ変わってもけぷちゃんと出会うような気がする、絶対結婚すると思う。」と言うので、「いや〜、私はもういいかな。もし生まれ変わるとしたら別のタイプの女性になってみたいし、まず何より生まれ変わるとか考えられない。今の自分を全うしてそれで終わり!だから同じけぷちゃんは2度と現れないのよ。別に生まれ変わらなくても良いし。だからもし生まれ変わると信じているのだとしたら、P君は別の女性と気分も新たに別の人生を歩んでみたら〜!?せっかくなんだから楽しいと思うよ〜!」とサラーっと言ったら、そこまで落ち込むか!というくらい、思いっきりいじけてしまって。。。
結婚記念日を忘れていたところに追い討ちをかけるようなことを言ってしまい、サクッと反省しました。
それにしても、外人にしては珍しく、「生まれ変わる」ということを信じているということにびっくりしてしまいました。
子供の頃からなのですが、ワタクシ、どこか刹那的に生きているところがある人なのです。1日完結型と言うのかしら。明日は何が起きるかわからないから、とにかく今日という日を私らしく一日を過ごし、嫌なことがあっても寝る前に帳尻を合わせて、翌日に持ち越さない、と言うのが昔からのモットー。そういう毎日の積み重ねがあって、いつか最期、良い人生だったと言えるのだと思う。それが明日かもしれないし、来週かもしれないし、来年かもしれない。もしくは5年、10年先かもしれない。それはいつになるのかはわからないけれど、つまらないことにとらわれて生きるのは嫌なのです。昔からこんな感じ。だから、生まれ変わるとか考えたこともないのです。
思い立ったら吉日じゃないけれど、自分の思いつきを信じて道を決めて進んで来ているようなところがあります。ちょっと重く堅い話になってしまったけれど、簡単に言うと、子供の頃からずーっと今現在でも、物が壊れたり、無くしてしまっても泣いたり悔やんだり、引きずったりと言うことがなく生きて来ました。物事に対して執着がないというのか。。。しょうがないよね、と心の中で整理をつける癖があるのだと思います。泣いたりしても元通りになるわけではないのだから。。。もちろん、辛い時や悲しい時は、怒ったり泣いたり、感情を表現したりするけれど、意外と立ち直りは早い方。P君の方が思いっきり引きずるタイプ。
そしてP君、昔のものも後生大事にするタイプでもあります。今回も、出会った頃に行ったお料理屋さんのおてもとの袋や、焼肉屋さんで、従業員の方がしていらっしゃるエプロンが気に入り、同じものをお願いしていただいたのですが、それらを出して来たりして、まだ持っていたの〜!!!とびっくりしました。
ワタクシは、物に対する執着がないので細々したものはパッパッと捨ててしまうタイプです。もちろんご先祖様から受け継いでいる品々など、大切にしているものはたくさんありますが。でも、それらもやっぱりP君の方がきちんと管理してくれているような。。。
と言うわけで、長くなってしまいましたが、記念日をすっかり忘れていたと言うお話ではあったのですが。。。
何はともあれ、多少なりとも傷つけてしまったと言う良心の呵責もあったので、何か好物を作ってあげようと思い、何が食べたいか聞いてみたところ、餃子!とのリクエスト。
と言うわけで、ハイ、作りましたよ〜、作らせていただきましたよ〜、餃子!
餃子の餡を作り、皮も手作り。餡は我が家秘伝の黄金比。
本当に美味しいのです。
皮は手作りに限ります。ちょっと手間がかかるけれど、手作りの皮を食べてしまったら、市販の皮には戻れないと思いますよ。よく伸びるので、たくさん餡を入れても破けない。焼き餃子もよし、水餃子、蒸し餃子にしてもよし。とにかくモッチモチでシコシコで美味しいです。皮の形がまん丸でなくて、包んでしまえば、あら綺麗!
残念なほどに、こう言うところで几帳面ではない性格が出てしまうのですよね〜。

ここまで写真を撮っておきながら、
焼き上がり、茹で上がりのお写真を撮るのを忘れてしまいました。
詰めが甘い。。。トホホ。
焼き餃子、水餃子用、それぞれに別々のお味のタレも作りました。
水餃子用のタレは、餃子の餡と同様、
前日に作って一晩寝かせるとお味が馴染み、まろやかになって美味しいのです。
P君は、大好きな餃子をたくさん食べてご満悦。ご機嫌も直りました。
ワタクシにとってはさして重要ではないにせよ、P君にとってはとても大切な日だと思ってくれているようなので、結婚記念日当日は、素敵なレストランでお食事をして、ビーチまでドライブして、夕日を見ながらソフトクリームを食べて、のんびりと思い出話などをしながらお祝いをしました。(旦那様孝行です。
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兎にも角にも、こんなワタクシと共に人生を歩んでくれて、生まれ変わってもまた結婚したいと言ってくれているP君には感謝です。
なかなか忍耐強い、ツワモノです。
根性あるわ、この人。