IMO OF THE DEAD -3ページ目

IMO OF THE DEAD

レコードとムーヴィーと刺激物


2016年になりました!!
明けましておめでとうございます!!
今年も宜しくお願いします!!

さてさて、もはや毎年恒例の映画ランキングを始めたいと思います。
ここのページをご覧になってる方は、ムーヴィーラヴァー達の素晴らしいランキングをご覧になってから、読まれている方がほとんどかと思います。
まずは、ここまで読んでいただき感謝感謝でございます。
気づけばこのランキングも3回目、3年目ということになりました。
みなさんそこそこ年を取ってしまい、第一回目のランキング参加者で今もとある劇場で働いているのは、
僕だけになってしまいましたね...とても感慨深いです。

そんな僕も今年で劇場から離れることになりました。
この3年色々ありました。みなさんも色々あったかと思います。
色々な人と出会いました。色々な人と別れました。
目まぐるしいスピードで時は過ぎ、気付けば僕が別れを告げる番になってしまいました。
ただ、この3年とっても人生において重要なものとなりました。
これは幸せなことだと感じている次第でございます。
辛いこともありました。
悲しいこともありました。
ただ過ぎ去ってしまえば、過ぎ去ってしまえば、それも一つの出会いなのかなと痛感しております。
ジーンズにできた傷や穴や、
よれたTシャツ、気付かぬ間にシミがついたジャケット、
擦れ切った黒ずんだスニーカー、
はたまた顔にできたシワも、
かっこいいじゃありませんか!!
トレンドには流されてはいけません。自分のグルーヴを信じましょう。
たった一度の人生、退屈なことは言いいたくありません。

とにかく、出会えた皆さまにありったけの感謝を!!
ありがとうございました!!
(まっまだもう少し居ますよ笑)


さてさて、
ランキングの話に戻しますと、
2015年の僕は映画全然観てません!!
過去最低です!!(でへへ、すいやせん汗)
観た新作の本数は48本!!

けど言い訳させてください。
観たいやつはほぼ観たつもりや!!
許してけろ~~!!

さっではでは、僕のランキングを発表します!!


まず
10位
花とアリス殺人事件
 

岩井俊二のアニメ作品。岩井俊二はあまり個人的に好みでなく、ほとんど彼の作品を観たが「式日」や「花とアリス」しかグッときませんでした。好きな「花とアリス」のアニメ前日騨とことで観ましたが、最高傑作でした。あの雰囲気をそのままで、さらにセンチメンタルに。音楽も凄く良質で、とても良い作品でした。

9位
ドラゴンボールZ 復活の「F」
 

「ドラゴンボールZ 神と神」がめちゃくちゃ面白なくて驚きましたが、この作品は凄く面白かったです。評価すべしは強くなり続けることをやめなかったこと。鳥山先生は相当なアホで、変わらず我々にそのアホを提供してくれたことはもはやかっこいい!!フリーザとベジータ最高です!!

8位
ゼロの未来
 

テリーギリアム総帥の新作で、大好きなクリストフヴァルツが出てるんで間違いないっす。ストーリーも意味も全くないシーンが延々と続きますが、セリフや小物がいちいちカンにさわって震えました。陽気な「Creep」も腹立たしい。極めつけにハッピーエンドチックにしやがった。最高。

7位
ディオールと私
 

ファッションには疎い僕ですが、「ラフシモンズ」は好きで知っていたので、ディオールって今ラフシモンズがデザイナーなんだ!って衝撃をまずは受けました。オートクチュールまでのカリスマ性と裏腹な涙は号泣ものです。キレイで繊細なドキュメンタリー。

6位
岸辺の旅
 

2015年公開の日本映画でダントツ1位でしょう。黒澤清のジャパノワール。SFなのかサスペンスなのか、ホラーなのからラブストーリーなのか。バカ!!タイトルでも言ってるでしょ!これは完璧なロードムーヴィーだ!!日本人離れしたこの質感、グルーヴ脱帽ものです!

5位
マッドマックス 怒りのデスロード
 

でたー!!Hoooooooo!!これは面白すぎてびっくりしました!なにこれ!!面白くないっていう人存在しないでしょ。観た時は息ができませんでした。説明不要!!武器将軍が一番です!!ただ「マッドマックス」ってタイトルはいらない。そしてそれならメルギブソンを出してほしかった。別作品として観ましょう。

4位
グリーンインフェルノ

 

はいきました。「食人族」リメイク!!イーライロス大先輩作品!!今年は人気シリーズのオマージュ的な作品や続編が多かったですが、個人的にはこれしか許しません!!最高!!一番グッときたポイントは、虫に喰わせて画太郎みたいな顔になったところ!!それだけでごはん10杯はいけます。

3位
セッション
 

でた~~~!!ファッキンテンポ!!日本人はスポコンに弱いんです!!巨人の星、エースを狙え現代版!!ジャズなんてどうでもいい!!とりあえずファッキンテンポ!!ラスト15分、鳥肌しか立ちません!!ファッキンテンポ!!あ~~、、、ファッキンテンポッッッ!!

2位
ヴィジット
 

正直、1位にしたかった!!5億点の素晴らしい作品。POV、猟奇的殺人もの、お下劣な趣味はもちろん、まさかのフリースタイルや、「ケイティペリー!!」。あの弟とお姉ちゃん、やらしい音楽使い、最後のエンディング。全てにおいてパーフェクト!!シャマラン、あんたすげーよ。大尊敬!!

1位
インヒアレント・ヴァイス
 

LOVIN CALIFORNIA!!5000億点!!ポールトーマスアンダーソン大好きだけど、この作品は別格でしょ。社会主義批判やマンソン事件、はたまたドラッグ・セックス・宗教的な社会性も凄まじいが、最初から最後までの夢見心地な雰囲気とテンション。かっこよすぎるオープニング、そしてCAN。ホアキンフェニックスはほんとに良い役者。画になる。僕にはついていけません!感服です。極上のカリフォルニアムーヴィー。問答無用の1位です!!




はい、いかがだったでしょうか。
正直、10位はめちゃ迷って、コーエン節の「フォックスキャッチャー」、好みじゃないドランでも面白かった「マミー」、ももクロchan青春活劇「幕が上がる」、NWAのいまさら映画「ストレイトアウタコンプトン」、ヴォルツさん渋いっす「007スペクター」などとすげ~~迷いました。どれもめちゃ面白い作品でしたので、観てない方はチェックしてください。
悔いは塚本監督の「野火」は観たかった....もちろん石井先生の「ソレダケ」も凄くよかったです。
と、言いたいこと・ちょっぴりの後悔は山山でござる。

また今年の目玉「マッドマックス 怒りのデスロード」を基準として、それ以上か、それ以下かってことを面白くランキングをつけてみました。

今年は「ジュラシックワールド」「ミッションインポッシブル」「スターウォーズ」など超人気シリーズの続編が多く、稀にみる映画年だったと思います。どの作品も、それぞれの人の思い入れがあり、とてもキラキラした顔で映画を観らている人が多く感じました。
いや~映画っていいですね!!

おそらくこれがこのブログでするラストのランキングになりますが、
非常に楽しかったです!!

また発表する機会があればお付き合いしていただけると幸いです。

それではまたまた。
今日も映画の虜。。。