両家の初顔合わせだというのに、あいにくのお天気。
会場となった原宿の南国酒家は、なんと私の両親が結納をしたところらしい。彼の家族にとっても思い出の場所であるようで、こういうのを「縁」というのかな。
我が家の女性3人はまた大人しく、兄さんは今日も頑張っていた。
滞りなく終わってみると、私の中の鬱々とした迷いも消えていた。今、一歩ずつ新しい世界へ向かっている感じがする。
久しぶりに母と近所におつかいに行った。
何気ない日常。でも自分が一番自分らしくいられる時間。
年が明けてから、自分はもうすぐこの暖かい場所を離れるんだ、という意識が常にある。どうしようもなく寂しくなる。
午前中は椿山荘のブライダルフェアへ。
チャペルでの模擬挙式、そして模擬披露宴に参加。フラワーシャワーをやったり、お色直し後のテーブル回りで飾られているバルーンを割ったり、当日の雰囲気を味わった。
結構たくさんのカップルがいて、知り合いがいないかドキドキ･･･。
そして午後は東京會舘へ。
この間の見学では中を見られなかったシルバールームを見せてもらった。今日の担当はこの間とは別の人だったけれど、とても感じのよい男性だった。こういう風に大切なゲストをもてなしてくれるなら嬉しいな。
両親にも気に入ってもらえそうだし、ここがいいかなと思った。
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新年初めて顔を合わせるし、今日は明るく楽しくやろうと思っていたのにうまくいかなかった。
「僕との時間も大切にして」と言われてしまった。
結婚の準備を着々と進めているときにこんなことを思うのは矛盾しているようだけれど、趣味も嗜好も異なる人とうまくやっていけるのか、本当に好きなのか、やめるなら今ではないのか、と色々考えてしまう。迷ってしまう。
年越しから父の機嫌がよいので、ここぞとばかりに色々報告した。
この間報告したときには無関心そうな反応だったけれど、実のところは椿山荘よりも東京會舘がいいと思っている様子。
私たちもそちらに気持ちが傾いているので、一致してよかった。
大晦日なのに、また実感が湧かない。
今年は大きな決断をした年。心を決めたはずなのに、未だに自信が持てなかったり、気持ちが揺れたりしている。本当はもっともっと楽しみたいのに。
色々な面で、私って小さな人間だなと思い知らされもした。精神的にもっと大人になりたいです。