我が家ではそのことを知ってから二度と食べることが無くなった。

何と『八角』(唐樒)と云う香辛料は、樒(しきみ)と同類のシキミ科シキミ属トウシキミ（Illicium verum）の実であることを知ったから…。

八角

樒とは、東北地方南部以西から沖縄までの山林に広く分布するマツブサ科シキミ属の常緑樹です。

高さは２～５ｍになり、光沢のある美しい葉は、傷つけると抹香の香りがします。

シキミの葉は仏事に使われす。

創価学会仏壇に樒

シキミの花、葉、根、茎全てが有毒で、特に実は他の部分より毒成分が多い。植物で唯一の毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。

香りが強いのも特徴で、昔は葉や皮を乾燥させて線香の原料にしていたそうです。

また、土葬の時代にはシキミの枝や葉を一緒に埋葬して野生動物などに掘り起こされないようにしていたので地域によってはハカバナ（墓花）と言われ縁起の悪い樹木とされています。

シキミの名前の由来は、「悪しき実」からついたと言われています。

一部の仏教で用いる毒草であります。

我が家では、何年も前から「麻婆豆腐」は食べていない。

唐樒入り麻婆豆腐

まあ、支那料理はすべて食べないですけどね！

日本では古来よりの言い伝えとして、樒が庭に生えるとその家が滅びると云われており、忌み嫌われる植物です。

但し、仏教ではとても珍重されている植物ですがね？

恐るべし『麻婆豆腐』