小説「無題」 - Never Despair, Over the Fate - -2ページ目

小説「無題」 - Never Despair, Over the Fate -

傷つけた人へ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ ・・・佐々木 愁也












「彼にも・・・・・・・・・







私にも・・・・・・・・・・・・・









それぞれの「形」があって













色んな理由があったけど


一つだけはっきりしていたのは





どれだけ愛し合っていようと


どんなに努力をしたとしても





私達は、絶対に


一緒になれない運命だと


初めから決まっていたこと。










今は、個性が大事だとか・・・・・・・・


「個人」が尊重されているから





その人の、やりたいことを


やればいい?的な空気があるけれど





私達が若い頃は、全然違っていた。









「形」のルールに従わなければ


村八分、恥さらし・・・・・・・絶縁もの。





そのくらい、自分を貫くことが


難しい時代だったのよ。












私達は、何度も話し合って・・・・・・・・・・・












結局、それぞれ


別の道へ歩いて行くが良し


ということになった。










だけど・・・・・・・・・・









そんな時にわかってしまったの。









あんたが・・・・・・お腹のなかにいることを」













「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」













「私は、もうどうしたらいいか


わからなくなってしまって・・・・・・・・







とことん悩んだわ・・・ ・ ・・ ・・・!







今のままでは、あんたを


産むことは、絶対に出来ない。











でも、私は、どうしても


産みたかった。














それから、何日か経って






一人で、どんなに考えても


答えが出ないから






恐かったけど・・・・・・















彼に相談したの。













そしたら・・・・・・・・・・・









彼は、びっくりするでもなく


困ったような素振りもなく








ただ、嬉しそうに


笑って言ったわ・・・・・・・!












「俺に任せろ」って・・・・・・・・・・・・・」