仕事の区切りを利用し、実案件をまとめておこうと思います。

 

その敷地は道路から下がっていく傾斜地でした。

学習塾を個人で開かれたいオーナー様にとって、周辺環境は向学心の高いエリアで

個別指導の塾が似合う好立地。

 

しかし、土地は高く、広さも考えると大変高額な計画となってしまいます。

検討可能な土地は難ありの土地が多く、計画は難しい局面にありました。

 

検討出来るのか迷った土地は、崖地で、平らなところがほとんどありません。

車一台分くらいの奥行きの先は、家が隠れてしまう程の高低差のある傾斜地。

 

でも、お空が綺麗だな・・・

勉強で疲れたら大きな青空を見れる。そんな開放感のある景色は最高だな

 

イメージは固まり、きっと素敵な計画ができると、オーナー様を後押し。

この傾斜地に、全体予算を抑えながら、見た目2階建、でも裏は大きな3階建て

で、パブリックとプライベートをすっきりと分けた空間を作り上げよう!

 

元々難あり土地ではありましたが、建築コストにおいては、オーナー様を苦しめる

ことになりました。構造の計画とかかる費用は、時価なのか?と言わんばかりに大きく変動し、計画を大きく狂わせ、お話にたくさんの時間を要しました。

 

どんな計画でもオーナー様の決断あって進むものですが、この案件は、

オーナー様の決断に頼り切りで、設計力の未熟を反省しきりでした。

 

 

 

高低差を活かし、空を区切り取った見晴らしの良い家は完成を見ましたが、

オーナー様に終始助けられて完成を迎えられました。

 

優しいオーナー様ご家族様にたくさんの幸せが訪れますように!