んー酒はいいね!軽々しく夜空も飛べるさ


消えていく夕陽を拝みながら梅酒ロックをひといき


また明日も太陽は無差別に登るんだから今日くらいは宴


波の音聞きながらさらに女と夜を過ごしたい


恋多き女の復習劇


狙われちゃおしまいさ


男が気をつけなきゃいけねえ時代ときの到来さ


ニートからフリーターへのスライダー


そこから繰り出す夢のかけら


劇から絵画




持ち物すべて詰め込んでいこう


どんだけ上がれるかキチガイレースさ


下がるなら下がれ


上がれ俺、夢、空へ


新聞配達の兄ちゃんに顔覚えられちゃったよ


ニートの悲しきぼやきかな


煙草をふかし考える


俺どうなるの?


流れてゆく時間の中で


檻からなかなか出られない


ゆっくりとしかし確実に

時は刻まれ


涙は流れ


その視線の先が見えなくって


苦しい


2010.11.8 kentaro
かじかんだ手を温める


ひとり


温める


用意はいいかい?


扉の向こうで聞こえてくる音に耳を澄ます


流れてくる時間をしっかり掴んでやらないと


足早に過ぎ去っていく砂をしっかりすくってやらないと


時間は止まらない


だから僕は


生きた証を残したい


この時に


この砂の中で
ナカナカデラレナイ


檻の中から


もがいても


ナカナカデラレナイ


苦しいよ


きついよ


いつの日か光が差し込んで


また動き出せる日を待っている


ずっと


いつまでも