最近、BS朝日で「土曜ワイド劇場」の懐かしい作品が

放映されていると知って、早速録画予約。


今日は「森村誠一の凶学の巣・女子学級委員の謎の死」

$親方倶楽部

かーなーり久々に見ました、このブラックな作品。

1982年の作品なので、もう30年以上前なのかー

放映当時の表現を尊重します、的なテロップが流れてたけど、

横浜銀蠅の歌が流れたり、「腐ったミカン」のセリフが出るなど

実際に校内暴力に荒れていた80年代の背景が垣間見えて興味深かった。


校内暴力が吹き荒れる中学校近くの公園の公衆便所で

女子学級委員の死体が発見される。

彼女は、学級委員でありながら蔭ではその中学を牛耳る

裏の番長でもあった。

教師を誘惑して美人局したり、番長を操って気に入らない

同級生や教師を襲わせたりというかなりのモンスター女子中学生。


同じ森村誠一作品の『魔少年』に匹敵するようなとんでもないキャラ。



サスペンスなので真犯人探しが肝なのですが、

割と硬派な社会派っぽいところと「土曜ワイド劇場」らしい俗悪な展開、

どちらも楽しめます。


彼女に惚れてる番長のあだ名が「ロッカー」なんだけど、

理由が”生まれてすぐ親にコインロッカーに捨てられたから”って汗

凄すぎますぜ、80年代のドラマは(笑)

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