ここ数週間その名前は世界で何回囁かれただろうか。その存在を今でも知らずに、生活している日本人は存在するのだろうか。その存在も理解できず街中を散開し、我々に癒しを与えるネコに、俺はなりたい。ネコかわいい。いや、きゃわいい。


日本中がその話題で持ち切り且つ、自分が楽しみにしていたイベントが複数、それが原因で中止になってしまったので、その3文字を口にしたくないほどの憤りとショックを感じ、もう大気圏突入したい気分である。
その俺の好きなビールと同じ名前のウイルスを、この文章中は「そいつ」と名定して話を進めていきたい。ハリーポッターの名前を言ってはいけないあの人的な扱いね。存在もそんな感じだからちょうどいいだろ。ざまあみろ。ビールのほうは友達だ。親友だ。ビールに謝れ。


なんてこったこの数週間日本は「そいつ」に振り回されっぱなし。全国の小中高の休校要請、大規模イベントの中止や延期、政府の責任感の無い要請で、大規模程ないイベントやライブハウスでも自粛体制か、中止や延期ばかり。そんな中、3月1日は東京マラソン開催、沿道には7万人が集まったらしい。なんだ楽しそうじゃねえか、責任のある判断か、「そいつ」のせいでアベノミクスも崩壊寸前である。
それでもまあ安倍さんは上手くやっている。様々な規制判断に、遅い、今更、と言った声もあるが、その問題が終息するまで、どうにかやっていってくれ。

SNSでは様々な情報が飛び交っている。多くはどこも
「そいつ」に関した情報。トイレットペーパーがなくなった。これはデマから始まった現実だが、デマも多くの人間がSNSで発信するとデマではなくなる。

「トイレットペーパーがなかったー」

という誰かの呟きや、空っぽの棚を写した画像やストーリーズを見た。それ、そここそが問題だ。人々は情報を共有し合う、それは親切心の時もあれば自己満足でもある。モノがないこと、「そいつ」のこと、それらを一種の流行とし発信し、自己満足を潤す。このエッセイだってそうだ。

デマを最初に信じた奴が誰かなんてわからない。買い占めた奴だって悪い。だが何よりSNSで拡散してしまうことが一番の問題である。「何かがなくなってた」「何々がどうなった」それすらも今は発信すべきじゃないほど、日本人はトレンドに敏感になっている。

人間には潜在意識がある。

「池田エライザのことを想像するな」

そう言われたら頭の中に一度、池田エライザが登場するだろ、かわいいよな、おっぱいデカいし
それと同じだ。

「トイレットペーパー買うな」

と言われたら今品薄のトイレットペーパーを見たとき、買わなきゃと思うのだ。言われると気にかけてしまうのが我々ヒューマンなのだ。

情報が錯綜し、混乱をきたしている現在、twitter側もあるいみトレンドを操作すべきだ。クソ熱いお湯を飲めば予防になるとかいうデマとか、トイレットペーパーがトレンドになり、次の日には店の棚から消え、誰かの自己満足やビジネスに変わったようなことを起こさないためにも。どっかの環境大臣の言い回しを借りるなら


「確かではない情報が多く存在している。だからこそ確かじゃない情報を減らさないといけない。だからこそ不確かな情報を減らしたいと思いました。え? あ、今日の夜ご飯はディナーでした」




そして何より醜いのは、デマを信じてしまった人やそうでない人が揶揄しあっていることだ。今やこの問題に関係の無い人間は居ない。考えるのをやめてだた馬鹿にしている奴がいること。自分の分がなくなりムカつくのはわかる。スーパーの前のトイレットペーパーやマスクを買い求める人の長蛇の列。ウイルスの拡散原因になるかもしれないのに集まる人々。それらを馬鹿にして、気持ちよくなっている奴がいるこの状況はなんだ?

俺だって人間、嫌いなモノはたくさんあるし、「嫌い」に共感を得て楽しくなったことだってある。美辞麗句を言いたいわけではない。だが卑下するのは今ではないだろ。「考えた」と思い込み、「考えるのを辞めた人間」を卑下することは何も生まない。
日本人は馬鹿だとかレベルが低いとかトレンドになっていた。知らんがな。すぐ海外と比べたがる奴は、アメリカ人の精子からやり直して、毎朝スポンジボブでも見ながらシリアル食っとけや。悪いのは全部ウイルスだろ。
すいませんoasis聴きながらこれ書いてるからちょっと口悪くなりました。リアムギャラガー最高。
冗談よして、そんな状況がSNSに溢れている現実。これじゃあやられっぱなしだろだって、
俺が「そいつ」でウイルスそのものだったら今頃、ワイングラスでも揺らしながら「愉快、愉快」と高笑いでこの状況を楽しんでるぞ。fxxking virus.

負けっぱなしでいいのかよジャパニーズよ。政府の動きに不満があるなら、俺はデモも必要だと思う。身を挺して講義することで政治が動く国もある。だが相手がウイルスのせいで集まれない。あれ、ちょっとまて、ほんとクソだなこの状況。fuxking virus.



すべての混乱や人々の不安の原因は「そいつ」に効く治療薬がないことである。生まれてしまったことはしょうがない。その治療薬が一刻も早く開発されることを願う。
また政府の曖昧な要請から、自粛ムードが流行しすぎないことも願う。何日間も同じcmが流れ続けた東日本大震災直後の日本。被災地では笑顔をあえて絶やさない人々が多くいたという。遠い九州に住んでいた自分には関係のないものと思い
「早くバラエティみてえな」
とかぼやいてたあの頃の自分を、助走つけてぶん殴りたい。2発くらいな。


さっき、NUMBER GIRLの無観客ライブの映像をみた。煙草をふかす向井秀徳が、混沌をギターの音でぶちのめしてくれた。「OMOIDE IN MY HEAD」で踊り狂った森山未來に自由の力を感じた。
カネコアヤノがインスタライブで、不器用な喋りをしながらも「燦々」2度も歌う姿を音楽の魂を感じた。
どうか一刻も早く、バンドマンやアーティストが俺らの目の前で、あのクソデカいドームやライブハウスのスピーカーを、揺らしてくれる姿を拝みたい。

「そいつ」の話題に対し、言いたいことはこれだけです。もっとあるけどキリがないし、みんなが言ってくれるからさ。


考えることは辞めないです。けどこれ以降その話題関し、言及したくない。1億2000万人もいるんだから、俺一人くらいその話しなくてもいいだろ。
そいつがコンビニ弁当の揚げ物とかの、おかずの下に敷かれたパスタくらいのレベルの話題性になるまで、静かにしときます。

ここらで一旦スマホを置いて、もっと目で見える範囲の中を、生きていけたらいいです。
もしこのエッセイ読んでくれた人で、俺に
コ◯ナファッキンウイルスの話題を出してきた人には、一生スマホに保護フィルム貼るたびに、気泡が入る呪い掛けます。


あとトイペとマスク転売してる奴ら、帰り道ウンコ踏んでしまえ。以上




p.s.
ライブとか卒業式とか、その他の予定が無くなってしまい、このモヤモヤを何にぶつけようかと、エッセイにぶつけました。
読んでくれてありがとう
この先どうなるのやら、
目を離さず生きていきましょう