大久保建佑です。
北海道は長万部で、大変なことが起きていました。
(出典元:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/716069)
合成でもなんでもなく、リアルに水が地面から噴き出していました。
26日には治まったようですが、約1か月以上もの間、止まることなく吹き出し続けていたと考えれば、その異常さが良く分かると思います。
北海道の歴史に刻まれるであろうこの出来事。
ひと段落ついたという事で、今回の事は何がきっかけで起こったのか、どんな影響があったのかをまとめてみようと思います。
■概要
8月8日の午後6時ごろ、水柱が突如発生。
祭りの準備をしていた住民が発見した時には、既に高さ30メートルに到達。すぐさま40メートルに到達し、その後1か月以上に渡り吹きあがり続けた。
吹きあがった水は約23度、塩分を含む「温泉水」のようなもの。天然ガスの噴出と共に水が吹きあがっていると見られているようです。
噴出現場近くには、現在使用されていない天然ガス採掘用の井戸があり、老朽化で井戸が損傷しガスと地下水が噴出した可能性があるとの事。
■影響
先ず、何よりも『騒音』の影響が酷かったようです。
近隣住民は「耳船が無ければまともに寝られない日々が続いている」とこぼしています。
また、前述した通り塩分を含むものであるため『塩害』も広範囲に及んだようです。農作物は枯れ、草木にも影響があり、車なども多大な影響を受けたようです。
そして、思いもよらぬ観光名所化したことにより、吹き出す温泉水を見ようとする観光客の『路上駐車』も、大きな問題となりました。
(出典元:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/720809)
このように、道路の傍らに延々と続く路上駐車によるマナー違反が相次いだようです。
住居の前にまで路上駐車したケースもあるようで、住民との暴行トラブルにもつながったようです。