時生、東野圭吾の長作、素晴らしい作品でした。家族愛、時空を超えた息子との出会い、話の展開が素晴らしく、最後は涙なしで読むことが出来ないほど感動しました。最高な本でした。

 

[アマゾン本書紹介文]

「あんた、逃げられて当然。一緒に彼女を追いかけよう!」あの日共に旅した謎の青年は未来の息子だった。東野圭吾による切なすぎる奇跡の物語。難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。俺は昔こいつに出会っている――。どうしようもない若者だった。拓実の前に現れた謎の青年・トキオ。突然失踪した恋人を彼と共に追ううち、彼女が巻き込まれた陰謀、そして拓実を捨てざるを得なかった母や顔も知らない父の秘密が明らかになっていく。