小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 - -29ページ目

浜口泰昭監督

 忘れもしません、その出会いは2年前のこの時期に遡ります。


 2008年10月24日、六本木に摩天楼の如く聳え立つグランドハイアット東京でBROSTA TV AWARD 2008の授賞式が催され、拙作「BAY SIDE ASSASSIN」が脚本映像化部門の最高賞である江良至賞受賞の栄誉を賜りました。


 他にも幾つかの優れた受賞作がありましたが、中でも一際異彩を放つ作品が、視覚効果賞に輝いた浜口泰昭監督の「SHIBAINU」であります。


 この全編CGを駆使した壮大な作品は、驚くべきことにヘリによる空撮も含めて何もかも浜口監督がたった一人で制作したものであり、従来から言われるところの“映画は一人では創れない”という概念をも覆した真の意味での自主制作映画として、作家個人の持つ才能と情念を最後の一滴まで傾注した圧倒的なパワーで観る者の心を掴みます。


 最初の出会いから1年半後、浜口監督と「SHIBAINU」改め「Get over the Border」を再び銀幕で目撃するに至ったのは、拙作「あなただけを」もノミネートされていた本年度米国アカデミー賞公認映画祭Short Shorts Film Festival & Asia 2010ミュージックShortクリエイティブ部門でした。我々は2度、映画祭で邂逅を果たしたのです。




 それから1ヶ月後の今年7月、我が監督作がNHKにて全世界放送されます。ドキュメンタリー「ラスト・アルチザン」。この大一番で私は浜口監督に請い、作中のCG制作をお願いしました。ここで我々初のコラボレーションが実現したのです。


 そして今月、我がKENFIL ARTS PRODUCTIONの活動理念に賛同して下さった浜口監督が、遂に正式メンバーに加わることと相成りました。これにより、我々一同はより理想的な作品づくりへ向け、新たな一歩を踏み出すことになったのです。


 以上、本日はご報告も兼ねて、浜口泰昭監督についてお話させて頂きました。