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第32回 日本アカデミー賞


小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 --第32回 日本アカデミー賞


 第32回日本アカデミー賞 、本日発表されました。


 このブログでも作品についての記事音楽についての記事 と2回にわたって書いてきましたが、やはり「おくりびと」 強し、作品賞始め10部門にて最優秀賞を受賞しました。これで国内外の映画祭での受賞数は60冠達成とのこと、滝田洋二郎監督並びにプロデューサー、キャスト、スタッフの皆様、おめでとうございます。


 2005年、ゆうばり国際映画祭にノミネート作の監督として招待されていた私は、ちょうど映画祭中に先行上映された「阿修羅状の瞳」の舞台挨拶にいらしていた滝田監督とお会いしたことがあります。クロージングイベントで招待監督全員が観客にサインボールを投げるのですが、私が投げたのが偶然にも滝田監督のボールでした。今となっては投げなきゃ良かったなと思います。


 さて日本アカデミー賞授賞式ですが、主演男優賞を受賞した本木雅弘氏のコメントを聴くにつれ完成までの大変な道程が偲ばれました。特にこの作品の映画化プロジェクトが本木氏の発案からスタートしたというだけあって、思い入れは一入だと思います。


 一本の映画をつくるのには何ヶ月も、長いものでは何年も掛かります。私も現在「雪の花」映像化プロジェクトにあたり、クランクイン直前に来てこれまでの道程を振り返ることがありますが、映画にしろテレビドラマにしろやはり映像作品は独りでは創り得ないということ、それは大勢の人間が最高の力を出し切ってこそ最高の結果に結びつくということを、改めて感じています。


 「おくりびと」の受賞はまさに関係者全員の努力が認められた結果です。23日発表の第81回米国アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている本作──日本代表の御幸運を祈ります。