こんばんは！

今回は、ポレポレ病に気をつけて！というタイトルで、注意喚起と同時に｢ポレポレ｣と｢英文読解の透視図｣をレビューしていきます！

まずはそれぞれの内容から。

｢ポレポレ｣

50題の例題から構成。

難構文を読む｢思考法｣を中心に解説。

1周目は絶対に読めない。

｢英文読解の透視図｣

24個のテーマに対して、それぞれ2個の例題と1個の練習題で構成。

難構文を読むための｢パターン｣を中心に解説。

例題は簡単なので1周目でも戦える。

例題をやった後ならば練習題も戦える。

結論から言います。今すぐポレポレを捨てて透視図をやってください。

そもそも、この2冊は、英語長文中の特定の難しい文を読み解くためにやるものです。

あなたは、フィーリングとルール、どっちに従って読みたいですか？？

英語でも現代文でも、フィーリングに頼って伸び悩んでる人、多いのではないでしょうか。

難しい1文を読む時に大切なのは、どの要素がその文を難しくしているのか、を見極めることです。

つまり、英文を難しくするパターンのうちどれに当てはまるのかを見抜けば良いのです。

透視図は、このパターンを体系的にテーマ化しており、英文を難しくするパターンを網羅してくれています。

一方ポレポレは、適当な(有名な)難構文問題を50個並べただけで、何も得ずに終わります。

英文が難しすぎるため、1周目はほぼ覚えて終わります。

2周目は1周目の記憶を頼りに何も意識せずに適当に訳して終わり。

意味なし。

透視図は、1周目からしっかり例題と戦い、英文を難しくするパターンを体系的に叩き込み、練習題を繰り返して、引き出しを確かなものにしていく、というのが正しい使い方の気がします。

このブログを長く読んでくださっている方は見飽きたかもしれませんが、

勉強は、目的と意識することが全てです。

英文解釈の勉強は、英文中の難構文を読み解くために、文を難しくするパターンを体系的に網羅することを意識してください。

実際、慶應の周りの人も、ポレポレではなく、透視図をやっていた人が多いです。

また、この英文解釈の勉強は、長文の途中で難しい文を読み飛ばしてしまう、長文の問題に英文和訳がある、という人がやってください。

早慶志望で、分からない単語を飛ばして読んでしまう、時間が足りない、などの悩みであれば、単語や速読を優先的にやってくださいね！

自分に何が足りないか、常に目標と自分の差を意識しながらもう1度気を引き締めて頑張りましょう💪

○○病に気を付けて！！【英文解釈レビュー】