今日から7月ですね。

JR四国さんのものがたり列車が今月、初登場から10周年を迎えるそうです。

志国土佐時代の夜明けものがたり号

2022.6.5 高知にて

ものがたり列車とは、JR四国が手掛ける観光列車のうち「〜ものがたり」と付く3列車を指します。

愛媛県内の予讃線をゆく「伊予灘ものがたり」号。

香川県と徳島県を跨ぎ、大歩危小歩危など山間部の絶景を抜ける土讃線をゆく「四国まんなか千年ものがたり」号。

そして高知県内太平洋に近い土讃線、あるいは土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線をゆく「志国土佐時代（とき）の夜明けものがたり」号。

今回、（初代）伊予灘ものがたり号がデビューして10周年とのことだそうで、たいへん喜ばしいことです。JR四国さま、おめでとうございます。

詳しいことはまた10周年を迎える記念すべき日に記したいと思います。

伊予灘ものがたり号（2代目）

2023.4.9 八幡浜にて

四国まんなか千年ものがたり号

2024.2.26 多度津にて

外観の写真をご覧いただいただけでも少しおわかりかと思いますが、ものがたり列車としての共通性を持ちつつも、まったく別の仕上がりになっていること。後日また改めますが、内装や提供されるモノのコンセプトも3列車でまったく異なり、路線や列車、沿線地域ごとの特色が極限まで活かされています。

よく同じ会社内だったり、同じデザイナーだったりすると「似たりよったり」みたいなものが生まれることがありますが、それがない。一度酔った勢いでJR四国のものがたり列車の担当者にそれを申し上げたところたいへん喜んでいただきましたが、それがJR四国の観光列車の良さであります。

JR四国ではものがたりの列車のほか、藍よしの川トロッコや瀬戸大橋アンパンマントロッコなど数多くの列車を走らせています。ほぼすべてに乗車しましたが、本当に有意義だし夢のような時間を楽しめます。是非ご乗車いただきたいなと思います。

JR四国ものがたり列車 10周年迎えるにあたって