私にとって二次創作ってただの趣味ではなくて、

本当に、少なくとも12から15年前には人生の一部でした。

大好きな絵師さんがいて、その方と同じ時代にタークスを愛して、

同じ媒体で作品を残すことができたなんて、夢のようです。

 

今活動している方には心から言いたい。

「好きな作家さんにはたくさん愛を伝えてほしい」

 

色々な作家さんがフェードアウトしてゆく中で、

私も同じようにフェードアウトしてしまった立場なので、

そうしていつか離れてしまうという感覚もわかります。

別ジャンルに移行してしまう、というのも仕方ありません。

 

大好きなひとが「自分の大好きなもの」を描いてくれる、書いてくれる、

って、本当にすごいことなんです。

 

私は自分にとっての神様に10年ぶりにコンタクトを取らせて頂き、

今活動されているジャンルの絵を拝見しただけで涙が出ましたが、

じゃあそこで「またタークスを描いてください」なんて言えるわけないんです。

あの瞬間が全てだったんです。

あの、15年前の瞬間が。

 

もう時間は戻りません。

互いに違うジャンルという道を歩んでいます。

それが悪いこととか悲しいことではないんです。

 

ただ、今、私が「誰を愛していて」「誰に愛を伝えたいか」。

それをものすごく考えている数日間でした。