今のところ4週に一回の診察にやってきた。


ここのところ低め安定な感じです。

仕事が決まったことは喜びというよりは

なんだろう、不安が大きく


期待というよりは

心配でしかないと言うのが

正直なところです。


でも仕事が決まったことは

自分にとっては大きな前進で、

大袈裟かもしれないですが

失われた過去を取り戻す手段でもあり

未来を作るためのきっかけともいえ、


ラストチャンスとも言えるのです。


だから幾分低め安定に貢献しているのかな

とも思えます。


ここのところ雨で休みが多いのもあるけれど

朝起きられない、というのも減っており

このままこの体調が続いてくれればと思うのです。


診察に来てつくづく思うことがあります。

それは『自分なんてまだまだマシ』と言うことです。


診察に来るといろんな患者さんを目にします。

ここは精神科なので、重症と思える方も目にすることがあります。


もうかなりの年齢なのに

親に付き添われている人


子供さん、学生さん、老人、

年齢は関係ありません。


自分も親や身内に付き添われて来ていたこともありますが


今は一人で通院でき、

往復の道のりも自力で運転して来てます。


患者さんの中には

ボーッと前を見たまま黙ってる方や


長椅子に横たわっている方

頻繁に建物を出入りする方など様々です。


診察時間がかなり長い方もいます。

ぼくなんてだいたい診察は5分以内ですね。

短いです。


精神科の病気で親に頼っている方は

もし親が亡くなったりしたら

どうするのでしょうか。


自分も含めて行く末が今から心配です。


ぼくはこのクリニックに通い始めて

もうすぐ30年になりますが、

先生もだいぶ年を取りましたし、

自分ももちろんそれだけ年を数えました。


以前には気にならなかった、

あるいはおぼろげに気になっていたことが


目の前に現実として迫って来ています。


『自分はまだマシ』


いつまでそう思えるのでしょうか。


その思いを少しでも薄めるために


ぼくは仕事にがんばります。


お金を稼ぐのです。


少しでも将来のために


家族のために。