今日本では、高校の履修漏れが問題になっているようですが、なんか不思議な感じがする。
地理とか世界史とか大学受験に必要ない科目が規定では、教えないといけないのに受験科目に重点をおくために省いていたんですね。
確かに進学校とか大学受験に力を入れたい学校だったら、地理とか世界史とかを教える時間をもっと受験に必要な数学とか英語に注ぐほうが効率がいい。
規定されている履修科目を教えなかったというのは、高校の規定違反で、いけないことだけど、実際問題、どうでもいいような気もする。
授業を受けていても、頭に入っていない学生の方が多いだろうし。
でも、地理ではアメリカの首都はニューヨークじゃなくて、ワシントンDCで、ロシアの首都はモスクワで、日本とは反対側の隅にあるってことぐらいは知っていてほしい。
世界史も石器時代から古代文明、ギリシャ、ローマ、ルネッサンス、中国の大まかな歴史、第一次、第二次世界大戦など大まかな流れは知っておいたほうがいい。
でも、上に書いたことって、中学で習わなかったかなあ。
僕の高校は、受験には不器用なまで、まじめに受験に関係ない科目も勉強させられた、だからということではないと思うけど、僕らが卒業したあたりから、進学校という地位から脱落したようだ。でも、最近は進学コースとか作って、あがきだした。
僕らの時は、全人教育(どういう意味なのかなあ)とか言って、受験にはあまり必死になってなかった。だから、入学する時は中学でトップクラスの学生が来るのに、卒業では、半分ぐらいが浪人していた。僕も一浪した。
僕は共通一次世代で、社会は、政経と日本史を取った。でも、今考えたら、地理とか世界史の方が好きだなあ。なんで、政経と日本史なんか取ったんだろう、それにいい点は取れなかったし。
地理とか世界史は、一応知っている。でも、この知識って、学校で学んだものより、自分でなんか読んだりして得た知識の方が大きいと思う。
理科は、物理、化学、生物、地学から2科目選択で、物理、化学を選択した。生物はもちろん、高校の授業では学んだが、大学受験勉強をしなかったので、あまり知らなかった。
獣医学科では、もちろん生物がこの中では、一番重要になってくる。大学時代、最初の専門の試験が、「組織学」で、大学生というものは、勉強するものではないと思っていた自分は、組織学の試験では、その試験の朝に、教科書をチラッと見ただけの準備で望んだ。
結果は、
クラス全員の点数が張り出された。それを見に行く時、先に見て戻ってきた、学友が40点だった(100点満点)とがっくりしていたので、励ましたのだけど、自分の結果で凍ってしまった。
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”4点”だった。10点満点じゃないですよ。100点満点です。
そりゃ、そうですね。試験では、ほとんど解答してませんでしたから。でも、実際に結果を目の当たりにしてショックでした。
翌年、再試を受け、結果は
”21点” おお、上がったと喜ぶ。この調子で行けば来年は合格だ。
また、その翌年再試を受け
”17点” おいおい、下がっとるやんけ。
また、その翌年5年生の時、再び再試、これに落ちると、再受講しなければならない。ということは留年だ。
後輩から、過去問をゲットして、なんとか”70点”ぐらいで合格。他の学生は最初から過去問をゲットしている。僕が特に馬鹿だと言うことではない。出回っている過去問で勉強するってなんか嫌だったのだ。まじめすぎるのか。でも、最後には背に腹は替えられなかった。
5年生にして、組織学合格した。長い道のりだった。
生物を受験科目にしなかったことが、何年も響いてしまった。そうだ、このことを言いたかったのだけど、話が長くなってしまった。
確かに、最初の組織学の時なんか、中学で習う、細胞の中身、ゴルジ装置とか、リボソーム、ライソゾームなんかも知らないで、試験に臨んでいた。
おかげさまで、今では、理科の教科の中では、生物が一番得意です。(当たり前やろ、お前獣医やろ!?)
まあ、そんなこんなで今の僕があります。
あれから20年経ってもなぜか試験地獄にいます。