市橋達也の裁判を読んだ | ヨーロッパの片隅で

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イギリス人女性殺害の裁判を読んだ。大体のことがわかった。


市橋がやったこと。


1.強姦

2.監禁

3.傷害致死

4.死体遺棄

5.逃走


1.完全な強姦である。市橋の自宅マンション内ではあるが、全く弁解の余地のない強姦である。

 よくある友達同士でそういう雰囲気になってやってしまったとかいうものとは、全く異なる。道端で急に襲うレベルの強姦である。


2.監禁。強姦したことをばらされて、罪に問われるのが怖くて、監禁して、もっと仲良くなってから、解放しようと考えたようである。


この考えはかなり異常である。


ある程度親しい間柄で、無理やり強姦してしまって、女性もあきらめて、身をゆだねて、いい関係になるっていうのは聞いたことがあるが、彼らの関係は、全く親しくない。


強引に英会話の個人レッスンを頼んで、やさしい被害者が、気持ち悪い奴だと思いながらも、引き受けて、一回レッスンが終わった時点である。


監禁の仕方は、手足を縛って、バスタブに入れるというもの。


逃げられるのが嫌ということなので、この監禁方法なのだろう。バスタブに入れたのは、失禁したら汚れるかららしい。


この監禁の時、市橋は被害者といろいろと会話している。


そして、一度、ムカついて、被害者を2発殴ったということである。


市橋が切れたときの凶暴性がうかがえる。


3.傷害致死


被害者が、市橋が眠っている間に、手足の拘束をはずし、逃げようとした。


市橋があわてて、捕まえて上から覆いかぶさって、その時、被害者が大声を出すために腕を被害者の顔に回し、口を覆った。それで、被害者は窒息して死亡してしまったようだ。


確かに相手を痛めつけて、痛めつけて、最終的に死亡するというのとは違う。


4.死体遺棄。殺してしまったあと、バスタブに土を入れて、死体を隠した。異常な感覚を感じる。


5.そして、あの有名な2年に及ぶ逃走である。


彼の行動には終始一貫して、捕まるのが怖いというところが垣間見られる。それを避けるための行動。


被害者を殺すつもりはなかったが、強姦は強い意思をもってやった。彼の行動を考えると今までも強姦まがいのことはやっているのではないかと思われる。


それと切れた時の暴力である。


僕が裁判官なら、懲役45年です。


被害者の家族が死刑を望む気持ちは理解できる。だが、完全に殺意があったかといえば、それはないように思われる。


ただ、無期懲役だと、30年ぐらいで、出所できてしまう。30年は短すぎる。最低40年は仮出所できない無期懲役とかできたら、そうしたらいい。