今週もヤツへ。今回の目標は赤岳東稜。で、あわよくば阿弥陀岳北稜も。終電一本前に清里駅に到着。登山口まで歩いて麓で寝ようと思ったけど寒いのと眠いので辞めた。少しの間駅で仮眠することにする。
2時に起きてラ-メンと餅を食って3時過ぎに出発。星がきれいで流れ星も見れた。今日も晴れるかな。
1時間で県界尾根登山口に到着。今回は新しい靴で来たけど、早くも靴ずれでまともに歩けないほどに。これはマズイ。わざわざ10時間電車に乗ってきて靴ずれで敗退するわけにはいかない。テーピングを貼ってあまり痛くないように歩く。スピードは遅いがしょうがない。
真っ暗の中大門沢をつめる。コースが間違ってないか不安だったが、案の定間違ったいた。。明るくなって尾根に上がり周囲を見渡すと赤岳東稜が見えた。コース修正して無事に大門沢に再び合流。トレースもあってなんか安心。そしてトレースよりも早めに尾根に取り付くも藪こぎになってしまった。。素直に踏み跡どおりに行けばよかったかも。。
東稜は雪が少なくてブッシュの上を歩くようで登りにくかった。10時頃に赤岳山頂に到着。雪が少なくてトレースもあったので案外早く着いた。靴ずれも麻痺してきて気にならなくなった。登っている途中はネガティブだったが山頂に着くと、そんなことは忘れて調子に乗って、阿弥陀もやろうという気になった。
頂上で少し休み文三郎尾根を下りて北稜取り付きへ。11時ごろから登り始める。此処もトレースがあり、順調に高度を稼ぐ。上を見上げると第一岩壁に人が見えた。こんな時間でも登ってる人はいるんだなー、と思ってたら第一岩壁取り付きには2パーティ5人がいた。なんでも今日は取り付いている人が多く、順番待ちの様。
待ってる間に昼飯を食うもだんだん冷えてきた。それでも13時前には阿弥陀岳の山頂に着いた。
下山は御小屋尾根で舟山十字路に下山。疲れていたのか長く感じた。しかし、そこからが本当に長かった。。サンダルに履き替えてすずらんの里駅まで10キロ近くを歩いた。歩きが単調になると靴ずれの痛みも復活してつらかった。18時ごろに駅近くに到着。15時間行動で疲れた。そして、今まで重りでしかなかったテント装備がやっと役に立った。ていうか、今回は別にテントいらんかったし。駅で野宿できるし。。まー、体力がついたからよしとしよう。
次の山に向けての体力はついたが靴ずれに不安が残る登山だった。今度は靴ずれしないといいなー。